何年振りかにロイヤルホスト。メニューを見ると、確かに巷で言われている、他のファミレスよりちょっと高級感ありというのが分かる。本格度もちょっと高い(飽くまでもファミレスの中での相対評価の話だが)。
エビのアジアンカレーというのがありそれを頼む。ここで最後に来た時の頼んだものを思い出した。タルトフランベというアルザス風ピザだ。本格度がちょっと高いといっても、アルザス料理などと言った本当に本格派をファミレスに求めてはいけないとその時は思った。飽くまでもファミレス料理の中でちょっと本格派といった位置づけを忘れてはいけない。
アジアンカレーはココナッツミルクの香りとパクチーが効いて十分美味かった。ファミレスで美味しいものは煮込み系というのがここでも生きていた。インドカレーのようにスパイスを利かせた作り立てこそ美味しいというカレーではなく、アジアンカレーのようにココナッツミルクとパクチーで味を決め、ソースはいろんな味で煮込んでおくというのがファミレス料理に合っているのだろう。この前食べたインド人のカレー屋のパラクパニール(ほうれん草とインド風チーズのカレー)よりはるかに美味かった。後、値段はファミレスにしては結構高い。素材の高さによる違い、ということなのだろう。
久しぶりにチーズを買いに地元のスーパーに。いくつかある中で、唯一ちょっと品揃えがあるスーパーなのだが、勿論専門店的品揃えではなく、相対的にという意味である。一般的にだが、スーパーのチーズコーナーの本格的チーズは、ブルーにゴルゴンゾーラで白カビにブリがせいぜいだ。あとはハード系でパルミジャーノがあるかどうかといったところではないだろうか。それに比べると行ったところは、ブルーに他のものが用意されていた。スティルトン(イギリス)とフルムダンベール(フランス)。何故かスティルトンは昔から置いてあるが、フルムダンベールは珍しい。他にはシェーブル(山羊)もあったが、フレッシュタイプなので好みではなかった。
結局、そのスティルトンとフルムダンベールを購入。特別ブルーが好きという訳ではないが、本格派がそのくらいだったので。それにしてもここで買うといつも疑問に思うのだが、他に買う人いるのだろうか。買ったチーズはどちらもいい熟成具合で美味しかった。