
去年は十畳間の畳替えをして今回は六畳間。居間なのだがやっと終了することができた。今回知ったのだが、畳というのは規格品だから新しいのを持ってきてはめ込むだけ、というもではないのだ。同じ六畳間でも寸法が違い、そこに合わせた大きさにしないといけない。だからきっちり採寸する。見てたらレーザーで計っていた。畳の位置もそれぞれ決めて、大きさもそれぞれ微妙に変えて作るというわけだ。思ったより大変な作業だ。そして今回一か所変則的な大きさの畳にした。それは掘り炬燵用。一畳を掘り炬燵の部分だけ小さい畳と組み合わせるのだ。元々そうなってたのだが、大体は畳替えと同時に普通の一畳にして使えなくするのだが、いつでも使えるようにと思い残した。電気が使えない時の緊急用という意味もある。そして畳屋さんに、最初は絨毯は敷かない方が良い(湿気がこもる)と言われたので撤去。昔の人は絨毯をやたらと敷きたがって結果古い草臥れた絨毯が残るということになった。見栄えが良いので一時流行ったのだが、実際はダニの住処。
というわけでまた暫く青畳の匂いが漂う空間となる。

地デジに変更(2011年)からだから10年処分できずに場所を占領していたブラウン管テレビ一台と、それ以前からあったもう一台の計二台のブラウン管テレビを、本当にやっと処分することができた。昔のテレビは大きく重くとても一人で運ぶことはできない、しかも二階にある。そこで若手に手伝いを頼み二台を車に運んだが、予想通り大変だった。それを積み、受け入れ先(車で数分)に持って行き処分代約8000円を支払う。取り敢えずこれでやっと長年の懸案事項が解決された。
がしかしこれで終わらない。もう一つ冷蔵庫があるのだ。これも十年以上使ってない状態で放置されていた。普通の冷蔵庫ではなく、四面ガラス張りのショーケース型の店によくあるやつだ。一時ワインセラーとして使っていたが、音がうるさくなって使わなくなったもので、製造は三十年以上前の代物。この三十年以上前というのが曲者だった。運ぶのはテレビより簡単で受け入れ先に持って行くと、メーカーと製造日を確認して重さをはかり処理代を算出。その額18000円程。家庭用の冷蔵庫だったらこんなことにはならなかったが、古いのと型でこういうことになってしまった。えらい出費だが、これで家がすっきりしたことを考えれば良しとせねば、と言い聞かせる。