またレジの話だが、いつも行くスーパーのレジ担当の顔ぶれはほぼ覚えた。そしてその中には特に早い(かご入れがポイント)人というのが当然いる。するとその人のレジに並ぶというのが第一選択肢となる。並ぶ人数が他より多くてもそこの方が早いというのはよくあることだ。その人は主任のような人で、兎に角動きに淀みがなくいつ見ても見事の一言。そしてもう一人は若手の、多分主任候補。彼女も早い。見た感じは主任は見るからに頼もしいで主任候補はちょっとはかなげ。この対比がまた良い。
というわけでこの二人のレジを探すのが会計の時にまず最初にやることとなったのだが、問題はここのレジシステム。感度がイマイチで自動読み取りの速度が遅くしかもお札が良くはじかれるのだ。これが改善されればもういうことはない。
「ドライ.ブ.マイカー」を見たのだが、正直なところ、これが何故アカデミー賞にノミネートされたのか分からない。前回のパラサイトのような分かり易い物語ではないし三時間余りの長尺だし、どう考えてもアメリカで受けるとは思えない。
映画は、妻に対して不信と同時に愛を持った主人公が、母に対して虐待されながらも同時に愛を求めていた契約ドライバー(女性)と閉ざされた空間(車内)で過ごしていくうちに、徐々にお互いの状況を理解しながら、それぞれの複雑な関係を消化していくという内容である。ある種の再生の物語と言っても良いかもしれない。ところどころに挿入される道路を走る赤いサーブの遠景ショットが効果的で、大きな展開もなく長い割には最後まで飽きずにみられる(そうでもない人も多いと思うが)。ショットの魅力があるのは間違いないが、万人にお勧めするような映画ではない。
今までずっと勘違いしていた漢字が今日発覚した。それは干支の干。疑いなく千と思っていたのだ。何故この間違いに気づいたかと言うと、干が出てる漢字穴埋めクイズをやったからだ。このクイズ、ネットのホームページによく載ってて習慣でついやってしまうのだ。今回、他の漢字は支で完成だが、干の支はないなあ、干物干潮、でも他の漢字は支でばっちりだし、とこの時点で気づいた。そこで確認して干支の干は千ではなく干であったと。
しかしこの間違いは発覚しにくいと思う。まず干支と書く機会はもの凄く少ない。そして書いたとしても千で千支となっていてもまず気付く人はいないだろう。かくして生まれてからこの方千の千支だったという訳だ。