ネットでチーズ(タレッジョ)とハムを買った。ハムは一応ボンレスハムで値段的にはスーパーのものの五割増しくらい。この値段だと本物のハムはあり得ないのだが、試しにジャンボンサンドイッチで食べてみた。予想通りの味で、考えたことはこのハムをこの後どう使おうかということであった。
ジャンボンサンドはハム(ジャンボンドパリ)とバゲットとバターのみのサンドなので、それぞれの素材がちゃんとしてないと絶対的に美味くならない。今回のような燻煙液で燻製の味付けしタンパク質凝固剤で歩留まりを良くしたようなハム(一般的なハム)は、普通の食パンとマヨネーズで味付けしたハムサンド向けで、バゲットサンドには合わない。と思うが、そんなハムを使ってマヨネーズで味付けしたバゲットサンドは結構売られている。個人的には本物感が全くないと思ってるのだが、本物のハム(ジャンボンドパリなど)が普通に売られているボンレスハムの五倍以上の値段がすることを考えると、そこまで求めてる人間はそうはいないと言わざるを得ない。
夜中に目が覚め、ちょっと直ぐには寝られそうになかったのでテレビを付ける。この時期この時間帯で放送してるのは通販かオリンピック。今回(前回も前々回もそうだが)のオリンピック、リアルタイムでも録画でも全然見てない。基本的には結果だけ報じればいいのにと思っている。実際は、はしゃいで何回も何回も同じような映像をながす。どこのテレビ局も同じようにしている様子を見るとどこの後進国か、とつい思ってしまう。
とオリンピックにはそんなスタンスなのだが、今回深夜のテレビでは女子ケイリンの準決勝をやるところだった。元々競輪は好きなのでちょっと興味が湧きつい見てしまった。出場の日本の選手は競輪界では期待されていた筈だ。レースが始まり残り二周当たりで力が入ってくるのが分かる(自分の)。展開は良い、と思ったら結局最後の100メートルくらいでずるずる下がり最下位。あの展開でこの結果は完全に力不足。おかげで更に寝つきが悪くなった。
あったら使えそうと思っていた高圧洗浄機を買った。とここで何を買うかという問題が起こるのだが、それは主に値段の差に起因している。有名どころのkヒャーはそこそこの値段がする。この辺りの事情はスティック型掃除機のdソンと同じだ。能力はそれなりにあるのだろうが、そこまでの値段の価値はあるか、と大体なるのである。掃除機の方はマキタ(電池の電圧が14v以上)で解決。さて高圧洗浄機は。
使い勝手を考えると水道管直結ではなく充電池で水はポリバケツで移動ということになる。そこでAmazonでいろいろ検索すると、Amazonお勧めなどというものが目に止まった。値段は5000円程。当然中国製。この手の中国製は使えるものもあれば全然ダメなものもある。レビューを見ると(それなりに参考にはなる)水圧はそこまでないが、基本的な作業(車洗浄とか泥落とし)には問題ないとある。そこでこれを注文することにした。実際来たものはそこまで嵩張らないし持ち運びも楽そうである。
早速駐車場の溜まった砂や土掃除のため使ってみた。取水口が浮いてしまうので重しを付ける(丁度いい分銅があった)とかノズルの装着の仕方とか、プチトラブルはあったが勢いよく水が噴射された時は取り敢えずほっとした。ツバメの糞も新しいものは洗い流せる。そして何十年もかけて固まった土も洗い流すことができた。結論としてはこれだったら十分、であった。水が思ったより直ぐ無くなるとかこの辺りは致し方ない。それ以上に使えるからいい商品ということだろう。
ハチの続編。たまには通りに面した窓の桟でも掃除しようとスティック型掃除機を手にもって桟を見たら、同じくらいの大きさ(10ミリほど)のセイボウ(青蜂)二頭が落ちてるのが見つかった。元々桟には蛾やらハチやらハエの死骸がよく落ちてるが、セイボウは勿論初めて。しかも二頭も。滅多に見ることがないセイボウなのだが、これで今年はすでに三頭。しかも全部家の中(小窓が24時間オープンしてるので入るのは簡単)。一頭目は七月に、窓(庭に面した)の内側でバタバタしてる時に気付いたオオセイボウ(次の写真)。今回は気付くのが遅く死んでしまったものだが、いずれにしろレアなセイボウにこの短期間にこれだけ出会うというのも珍しい。ひょっとすると、家周辺のセイボウ密度は高いかもしれない。今回のセイボウは大きさと緑味が強いところからミドリセイボウの可能性が高い。ミドリセイボウはヤマトルリジガバチに寄生。庭でヤマトルリジガバチの目撃が多かったのもこれに関連してるかも。
ここに来て庭の梅の木で巣作りに忙しいクズハキリバチ。春にはヤマトハキリバチ(次の写真)がせっせと葉っぱをちぎっていたしと、このところ庭のハチは大分種類が増えてきている。ジガバチもよく見るし竹筒にはオオフタオビドロバチ(次の次の写真)が巣をつくってるし、クマバチもずっと軒下に巣をつくっている。昔からのレギュラーアシナガバチの巣も基本そのままで撤去しない。庭ではないが、玄関前のドロバチの巣もそのまま。
これだけハチが増えて来たのは、庭の環境がハチ類に適してるからということだろう。基本的に草類はそのままにしていて餌となる蛾の幼虫も多い。枯れ葉もそのままにして地中に巣をつくるハチには良い環境。知らず知らずの内に庭全体もビオトープ化している、と言ってよさそうだ。
オオシオカラトンボの羽化も終了したところで、全面アオミドロに覆われた滝つぼビオトープを整備した。ついでに落ち葉なども取り除きすっかり普通の水たまりとなった(写真)。こんな滝つぼビオトープは随分久しぶりだ。
取り除いたアオミドロの塊はまずは大きな桶に移し何かいないかを一応チェックする。その後廃棄ということになる。始めは大して期待してなかったのだが、新たなヤゴが次から次と見つかって一気にテンションが上がった。全てヤンマ(ルリボシヤンマ)のヤゴでその大きさは1センチから1.5センチ。全部で8頭以上。これらのヤゴは去年産み付けられたもので、この春ごろに孵化したものだ(羽化は来年)。アオミドロに覆われていたので全く気が付かなかった。これほどの数確認したのは勿論初めてである。ポリバケツに移動して(次の写真)しばらく様子見だ。一方整備した滝つぼビオトープの方にもヤゴはいて(次の次の写真)、一気にルリボシヤンマ天国の様相を呈してきた。