ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】らーめん 藍屋 [ラーメン@札幌]

2012年03月09日 22時00分20秒 | 外食記録2011
▲閉店 いつの間にか空き店舗になっていた [2014.12.31記]
らーめん 藍屋(あいや)[ラーメン@札幌][食べログ]
2011.12.18(日)18:15入店(初)
注文 鶏白湯麺・塩 650円

 
・札幌市南区川沿の石山通(国道230号線)と平行に走る裏道(旧国道?)沿い、国道から見て『コープさっぽろソシア店』という大きなスーパーの裏側でひっそりと営業するラーメン店。以前は藤野の国道沿いの、現在『味の濱龍』(前の前は『麺屋 凱』)が入る建物で一時営業していましたが、いくらも経たずに川沿へと移転しました。
 
・こぢんまりとした店内はカウンター約10席にこあがり2卓。ご夫婦らしき雰囲気の二名で店を賄っています。

・メニューは、ラーメンが味噌・塩・醤油の三味の他、白湯麺や酸辣湯麺など各種630円より。その他、あんかけ焼きそば、チャーハン、ギョウザなどもあります。メニューの説明書きより、「濃厚な鶏の風味とクリーミーなスープ」の言葉が気になり『鶏白湯麺(650円)』の塩味を注文。
  
・ラーメンの具材はチャーシュー2枚、青ネギ、カイワレ、メンマ、ゴマ、煮卵半個などなど。スープを一口すすってみると、どういう訳か「薄い!」と感じる味で、「濃厚な鶏の風味」がしているとはとても思えません。結局スープまで完食しましたが、その必要最小限の量と薄味に依るもので、若干物足りなさが後に残ります。全体的なラーメンの雰囲気はよいのですが、多少安っぽく感じられる部分も目に付きます。
 
・麺はちぢれの少ない中細麺。チャーシューは薄いながらもしっかりとした歯応えあり。

 
[Canon PowerShot S90]
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【食】ギリガンズアイランド [洋食@洞爺湖]

2012年03月08日 22時00分43秒 | 外食記録2011
ギリガンズアイランド(Gilligan's Island)[洋食@洞爺湖][ザ・ウィンザーホテル洞爺][食べログ]
2011.12.18(日)12:05入店(初)
注文 ランチコース ラ・メール 5510円 +サービス料10% 計6061円

☆ホワイトデー企画第14弾はN様と、憧れの高級ホテルのランチへ。

・断続的な吹雪の中、ホテルへと続くグネグネの坂道を上りきり、何とか無事たどり着くことができました。ウィンザーホテルを訪れるのは2008年2月に『Carreau-Diamond』で食事をして以来、二度目のこと。
  
・久しぶりに訪れたホテルは前回と変わらず、下界とは切り離された別世界といった特別な雰囲気です。館内は空いており、人影はまばら。
 
・2階のレストラン入口の様子。
 
・店内は広々としており、テーブルがゆうに20卓以上は並んでいそうな広さでしたが、この日見かけた客は私たちの他に三組のみと、「こんな状態で経営が成り立つのだろうか……」と思わず心配してしまうような空きっぷりでした。

・窓際の席へと案内されると、ちょうど晴れ間が広がり、目の前には「うわぁ~」と言葉が漏れてしまうような美しい景色が。雪をまとった樹木越しに見下ろす洞爺湖の様子はまさに絶景でした。この景色を見れただけでも来店の価値があったと思います。

・ランチメニューはコース料理が数種あり、そのうち前菜・メイン料理・デザートのついた5千円台のコースを注文しました。その他、飲み物についても店員さんよりオススメされますが、ジュースやお茶でもびっくりするような値段なので、当然のように水をいただく。
 
・オテル ド カイザー天然酵母パン各種:まず出てきたホテル付属のパン屋製のパン。焼き立てではなく、作り置きの特に変哲無いフランスパンです。
 
・EXヴァージンオリーブオイルでマリネした紋別産ニシン 越冬キタアカリの温製サラダ(単品価格1890円):今回のコースは前菜とメイン料理をそれぞれ一品ずつ、メニューより選びます。こちらは私の頼んだ前菜。イワシのマリネの上にいろいろな野菜とプルプルの半熟卵が乗っています。ムチムチの食感のイワシをはじめとした各素材はよく吟味されているようですが、イワシがしょっぱすぎて、料理の味のバランスを壊しているように感じました。
  
・力強く育った野菜たちのニース風サラダ(単品価格1470円):N様注文の前菜。どの辺が "ニース風" なのかいまいちよく分かりませんが、彩りのきれいなサラダです。
  
・知床鶏と北海道産キノコの軽いクリーム煮 バターライス添え(単品価格3360円):私注文のメイン料理。"クリーム" に期待して注文してみたのですが、それほどクリーム感は感じられず。鳥の骨付き肉をナイフとフォークで食べるのがなかなか大変。
 
・クラシカルな噴火湾産タラとホタテのクネル ソースアメリケーヌ(単品価格1890円):N様注文のメイン料理。料理の内容がよく分からず、"勘" で選択してみたところ、これまで見たこともない「ギョッ!?」とするような料理が出てきました。"クネル" とは肉や魚をすりつぶして「つみれ」のようにした料理だそうです。そして、もう一つの謎の "ソースアメリケーヌ" とはエビを主材料としたソースとのこと。食べてみると、ふわふわの出し巻き卵のような食感と、苦みを含む濃厚なエビ風味のソースで何ともイイ味。いわゆる「当たり」の料理でした。

・シェフ特製デザートはチョコレートケーキとアイスクリーム。
   
・チョコレートケーキは「チョコを超えたチョコ味」というような濃厚な風味。この小片だけで十分な食べごたえがあります。これを口にしたN様の幸せそうな顔が印象的でした。
・店を出る際にはシェフ自らが出てきてのお見送りが。
・混雑時ならいざ知らず、広い店内でガラガラであるにもかかわらず、客を窓際の一カ所に押し詰めて案内するのが解せませんでした。給仕の眼が届きやすくなるようにという事情なのかもしれませんが、これでは隣同士の会話が漏れてしまい、落ち着かない気分に。せめて一席ずつ間隔を空けてもらいたかったところです。
  
・食後に立ち寄ったホテル11階の展望室からの眺め。南側の太平洋を見渡すことができ、雲間から日の光が差し込んで、何とも神々しい情景が広がっていました。率直に言って、料理だけ見ると札幌辺りでは三千円も出せば同等レベルの料理を味わうことができ、割高感は否めませんが、この独特の雰囲気はそれを補って余りあるだけの魅力があると思います。

  
  
[Canon PowerShot S90]
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▲閉店【食】ごまそば鶴喜 西町店 [和食@札幌]

2012年03月07日 22時00分44秒 | 外食記録2011
▲閉店 グループ全店が『遊鶴』と名を変えて営業 [2014.12.31記]
ごまそば鶴喜 西町店(つるき にしまちてん)[和食@札幌][HomePage][食べログ]
2011.12.17(土)17:10入店(初)
注文 海老のせかき揚げそば 810円

 
・札幌市西区西町を走る北5条手稲通(旧5号線沿い)で営業する、札幌を中心に展開するそばチェーンの支店。店名ロゴマークでは『喜』に『七』が三つの字をあてています。西友の斜め向かいで、すぐ隣には『松屋 西町店』があり、街中にあって駐車場が広くてとめやすいのでついつい引き寄せられてしまいます。
  
・ファミリーレストランの雰囲気の店内は広く、玄関を入って左右に禁煙席と喫煙席とに分かれています。座席はカウンター約30席にイス席が15卓ほど。

・メニューはそばや丼物を合わせて、ファミレスらしく豊富な品揃え。今回は『特選冬メニュー』よりおすすめ品の『海老のせかき揚げそば(810円)』。
  
・サクサクに揚がっているかき揚げの具材には、細長いエビ一本に細切れのタマネギやサツマイモが入っています。つゆは程よい濃度で、チェーン店らしくバランスのとれた味わい。

・そばは細めでモサモサとした食感。ごまそばということで黒い斑点は見えますが、特に風味としてはごまの存在は感じられません。

  
[Canon PowerShot S90]
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▲閉店【食】お食事処 彩華亭 [いろいろ@苫小牧]

2012年03月06日 22時00分20秒 | 外食記録2011
▲閉店 後に『頑張増SU』が開店 [2018.1.31記]
お食事処 彩華亭(おしょくじどころ さいかてい)[いろいろ@苫小牧][食べログ]
2011.12.17(土)11:25入店(初)
注文 豚丼 500円

   
・苫小牧市花園町を通る幹線道路、明野北通を折れて樽前山神社へと続く双葉大通沿い、交差点より100mほどの場所にあるこぢんまりとした平屋の建物が今回のお店。
  
・庶民的な雰囲気の店内はカウンター6席、イス席2卓、こあがり4卓。昼ご飯には早めの時間帯ながら、既に客の姿がちらほらとありました。

・メニューは定食、丼物、麺類などそろっており、昼間限定のお得な『ワンコインランチ』も10品以上あります。今回はその中から『豚丼(500円)』を注文。
  
・出てきた豚丼を一目見て、真空パックに入ったカット済みの豚肉を焼いてタレをかけるだけ、の明らかな既製品の様子だったので、失望感が一気に広がりました。食べてみると、ご飯に乗った三枚の薄切り豚肉と甘いタレの風味はやはり既製品のそれ。決して既製品を否定するものではありませんが、その店独自の味を期待していたので、ちょっと残念です。
 
・たくわんと、油揚げと長ネギの味噌汁。

  
[Canon PowerShot S90]
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▲閉店【食】おばんざい処 まつ蔵 [居酒屋@室蘭]

2012年03月05日 22時00分18秒 | 外食記録2011
▲閉店 後に別な店がオープン [2020.1.7記]
おばんざい処 まつ蔵(まつくら)[居酒屋@室蘭][食べログ]
2011.12.16(金)17:35入店(初)
注文 飲み物・食べ物いろいろ 二名で6680円

  
・こちらは室蘭の繁華街である中島町の、長崎屋とヤマダ電機に挟まれた小さなビルの密集地帯。当初、そこにある『饗膳』という店でもつ鍋を食べようと思い行ってみたところ、なんと「貸切営業」で入店不可。外は寒く、開いている店を探してあちこち歩き回る気にはとてもなれなかったので、パッと眼に入ったすぐ隣の店に飛び込みました。
  
・いかにも和風居酒屋といった雰囲気の店内はカウンター約10席に、イスとこあがりを合わせて6卓程度。和服に割烹着の「女将」という言葉がぴったりの女性が店を取り仕切っていました。この日は宴会が入っており、従業員たちはその準備に大わらわの様子。
   
・瓶ビール サッポロ黒ラベル(550円)、お通し(?円):日本酒や焼酎も各種ありましたが、この日も結局ビールしか飲みませんでした。お通しは昆布とフキの煮付け。

・おばんざい盛り合わせ(一人前・1050円):まずは、とりあえずあれこれつまめそうな品を注文。
   
・作り置き総菜の詰め合わせ。ミニツブ、こんにゃくのたらこ和え、サラダ、キンピラゴボウ。いずれも家庭的な味付け。
 
・たちポン(650円):黒板のおすすめメニューより注文。作るのにそれほど手間はかからなそうな気はするのですが、店が忙しいせいか異様に待たされた後に登場。たちは何とも言えないコクがあり、思わず恍惚としてしまうような美味しさです。
  
・ホルモンの野菜炒め(580円):もつ鍋を食べ損ねたので注文してみましたが、出てきた料理にはホルモンはほんのオマケ程度しか入っておらず、欲求不満は解消出来ず。

・店は客で賑わい、厨房の様子は戦場さながらの忙しさ。ビールの注文すら何度か忘れられてしまい、料理を注文するのもはばかられるような状態だったので、ほどほどのところで店を出ることに。あれこれ美味しそうな料理が並んでいたのですが、そのオイシイ部分をいまいち引き出せずに終わってしまいました。

 
[Canon PowerShot S90]
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【食】室蘭やきとり 一平 若草店 [居酒屋@登別]

2012年03月04日 22時00分41秒 | 外食記録2011
室蘭やきとり 一平 若草店(むろらん焼鳥 いっぺい わかくさてん)[居酒屋@登別][HomePage][食べログ]
2011.12.15(木)17:05入店(2回目?)
注文 飲み物・食べ物いろいろ 2140円

 
・登別市若草町を走る中央通沿いで営業する、室蘭やきとりの有名チェーンの支店。『ろくもん銭』や『キッチン玉ねぎ』の並びになります。写真は暗くて分かりづらいですが、和風の佇まいのわりと大きな店構えです。
   
・開店時刻を5分ほど過ぎたところで入店しましたが、店の電気は点いていたものの、店先にはまだ暖簾もかからず、スタッフは奥の厨房でミーティング中でした。しばしの待ち時間の間、メニューを見ながらあれこれ品定め。こちらは10年以上前にも一度訪れたことがありますが、その時とは店内のレイアウトがガラリと変わっていて驚きました(単なる記憶違いかもしれませんが)。店内は広く、カウンター約8席に加えてイス席とこあがりを合わせてゆうに10卓以上あります。BGMはもちろんジャズ。

・宴会客の来店とともに、みやげ用やきとりを注文する電話も続々と入り、開店と同時に焼き台には串がずらりと並びます。この串焼きを担当するのが、いなせな雰囲気のまだ年若いお姉さんで、テキパキとスタッフに指示を出しつつ店を切り盛りしていました。
  
・サッポロ プレミアム アルコールフリー 小瓶(350円):この日は車なのでノンアルコールビールで我慢。味が味なのでなかなか減らず、小瓶一本で十分間を保てます。酒を注文しなかったせいなのか、お通しは付きません。
  
・豆腐サラダ(420円):『ほうれん草とベーコンのサラダ』を注文してみると「切らしている」とのことで、代わりに注文。豆腐の上に乗っているのはカクテキ。豆腐はどこにでもあるような品で、見た目そのままの味。
  
・精肉(豚)(タレ・4串・440円):とにもかくにもこれを食べないことには始まりません。手早く撮影を済ませ、冷めないうちに急いでいただく。やはり焼き立ての熱々は美味しく、肉質もやわらかくて上等。
  
・たこ焼き軍団(480円):そのネーミングにひかれて思わず注文。なんてことは無い、ただのたこ焼きなのですが。冷凍物の既製品らしき風味で、三個も食べるともう十分でした。

・月見つくね(3本・450円)
   
・つくねは卒のない出来。新鮮そうな弾力ある卵黄をたっぷり絡めると、美味しさ倍増。
・ドリンクメニューを見ると『特大!!1.8リットル』のメガ盛り(?)ビールという気になる品が。料理のメガ盛りには全く自信がありませんが、ビールならイケるかも(飲み干すのに2時間くらいかかりそうですが)……いつか挑戦してみたいものです。

  
  
[Canon PowerShot S90]
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▲閉店【食】コーヒーレスト BIG SUN [喫茶@室蘭]

2012年03月03日 15時01分22秒 | 外食記録2011
▲閉店 営業の気配無し [2019.3.12記]
コーヒーレスト BIG SUN(ビックサン)[喫茶@室蘭][食べログ]
2011.12.14(水)11:45入店(初)
注文 ハンバーグカレー 800円

  
・室蘭市中央町の室蘭駅から測量山へ向かってのびる坂道の途中でひっそりと営業する喫茶店。『味の大王 室蘭本店』より数件右隣で、「どこかよい店ないか」と付近をウロウロしている時に、「こんな店あったっけ?」と、たまたまその存在に初めて気がつき、寄ってみることに。後で知人から聞いた話では、以前はその店先にでっかいクマのぬいぐるみが置いてあったという未確認の情報が。
  
・昔ながらの雰囲気漂う店内はカウンター6席にイス席3卓。女性が一人で賄っており、常連らしき客の姿を二名見かけました。

・メニューはチャーハン、カレー、トースト、スパゲッティー、丼物、麺類などなど、かなり豊富な品揃え。概ね600~800円の価格帯です。今回は『ハンバーグカレー(800円)』を注文。注文を受けるなり、店員さんは大急ぎで米を研ぎだしたので、かなり待たされるのではないかと少々不安になりましたが、意外にもそれほど待つこと無くカレーが出てきました。
   
・四角い皿に盛られたカレーには、目測200gはあろうかという大きなハンバーグがドーンと乗っています。ハンバーグを割ってみると、中には粗く刻んだタマネギが肉と同量は入っているのではないかというくらいギッシリと詰まっていました。こうなると肉の味はほとんど感じられずまるでカマボコのような食感で、その味自体は悪くないのですが、ハンバーグ風のなにか新種の料理といった雰囲気。カレーの具材はは刻んだタマネギが入っている他は確認できず。塩辛い刺激はあるものの、ルーを極限まで引きのばして使っているのか、味の密度が薄く感じられます。
 
・付属のサラダと、豆腐と油揚げの味噌汁。


[Canon PowerShot S90]
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▲閉店【食】手打ち蕎麦 瑞兆 [和食@札幌]

2012年03月02日 22時00分43秒 | 外食記録2011
▲閉店 いつの間にか閉店 [2022.6.9記]
手打ち蕎麦 瑞兆(ずいちょう)[和食@札幌][食べログ]
2011.12.11(日)19:50入店(初)
注文 角煮丼セット 1000円

 
・札幌市中央区南4条西20丁目で営業する蕎麦店。西20丁目通沿いで、すぐ隣に『ごはんや はるや』、そして斜め向かいには『restaurant Banquet』があります。
  
・スッキリとした内装の店内にはイス席4卓にカウンター5席。BGMには蕎麦屋としては珍しく、オペラの歌曲がかかっていました。

・メニューはそばがかけ・せいろ550円より各種。丼物も約10種あり種類が豊富です。今回は好物の角煮が気になって『角煮丼セット(1000円)』を注文。料理が出てくる前にデジカメの電池が切れてしまい、後半は携帯のカメラにより撮影。
  
・冷たいそばは細めの平麺で、その太さと固さのバランスがよく、よい喉ごしです。ツユは甘くも辛くもなく、とりたてて特徴は感じられず。
 
・ハーフサイズの丼に盛られた角煮は、モツ煮風のくどい味付け。肉の密度が高く、少量でもごはんがよく進みます。甘すぎることもなく、バランスよい味加減ですが、食べ進むと味がやや単調に感じられる部分も。また、殺風景に感じられる盛りつけに一工夫欲しいところ。
 
・佃煮風の甘い煮物と、漬け物。

  
[Canon PowerShot S90, CASIO W61CA]
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【食】Restaurant L’enfant qui reve [洋食@札幌]

2012年03月01日 22時00分26秒 | 外食記録2011
Restaurant L’enfant qui reve(レストラン ランファン・キ・レーヴ)[洋食@札幌][HomePage][食べログ]
2011.12.11(日)11:30入店(初)
注文 ランチコース 3675円+サービス料10% 計4042円

  
・こちらは札幌市東区の郊外に位置するモエレ沼公園。その広大な公園のシンボルであるガラスのピラミッドの一階に入ったレストランが今回のお店。舌を噛みそうな店名ですが、『モリエール』や『マッカリーナ』の姉妹店になります。駐車場からの案内板に従って店を目指したところ、雪が積もった道を乗り越えてなんとか店にたどり着きました。後で聞いてみると、実は建物内通路を通ってもっと楽に行けたのですが。
  
・入店するとまずは暖炉の火が燃える控えの間へと案内されます。静かで素敵な雰囲気に、食事への期待が高まります。
   
・ほどなくしてテーブルへとご案内。客席は仕切りの無いワンフロアで厨房までも見渡せます。テーブルは大小合わせて10卓程度。
 
・他の客が居ないのをいいことに店内を探検。ワインセラーの中まで見せてもらいました。近隣の店ではこれほど広いワインセラーを持つ店はそうそう無いそうです。

・窓の外に広がる雪原。結局この時は他の客の姿は無く、なんと私たちの貸切という普通では考えられないような贅沢な状況に。暖かい時期には混み合う日もあるそうで、静かにゆったりと食事を楽しみたいのであれば、こちらの店は冬が狙い目のようです。
  
・テーブルセッティング。きれいなガラスの皿の脇に置かれたナイフはかわいらしい形をしています。またその逆サイドではバターがスタンバイ。
・ランチメニューは2千円、3千円、5千円台の三種のコースがあり、今回は3千円台のコースを注文。

・アミューズ・ギュール 4品:前菜盛り合わせ。登場すると、思わず「うわぁ~」と声が漏れてしまう美しさです。バターの隣に置かれた四角い石は一体何だろうと思っていたら、皿を乗せる台でした。
   
・手前よりトーストしたパンとツブ貝、カボチャを使った謎の料理、スモークサーモンのマリネ、グレープフルーツのジュレ。どれも一風変わった料理で新鮮な驚きが。パンの上に乗ったホカホカのツブがいい味。
 
・カリカリに焼き上げられた自家製のフランスパンは香ばしい味わい。
  
・野菜のオープンサンド ~冬の根菜を使って~:彩り鮮やかな前菜。撮った写真を見返して、思わず自分で「うまそー」とつぶやいてしまいました(自画自賛)。ホタテのほかにレンコン、ニンジン、サツマイモ、ピーマン、長ネギ、キノコ、カブなどなどの野菜が盛りつけられ、一品一品丁寧に調理されているのが伝わってくる料理です。『オープンサンド』ということで、食品乾燥機にかけられたらしい、ドライフルーツならぬドライパン(?)も一応盛りつけられています。パンはパリパリとした不思議な食感。
・田舎風の野菜スープ:バジル仕立てというスープは何ともいいダシが出ていて、深い味わい。夢中で飲み干した後で撮影を失念していたことに気がつきました。最近では珍しいミスですが、それだけ魅力的なスープだったということでしょうか。
 
・真狩産ハーブ豚のロースト:メイン料理は肉・魚より一品を選択。こちらは私の注文した肉料理です。肉自体にも旨味が凝縮されていて、口にするともはや言葉も出ず「う~~ん」と唸るのみ。付け合わせには大根やキノコなど野菜たっぷり。
  
・本日の魚料理:同席の某氏注文の魚料理は、タラの身のキャベツ包み。キャベツにナイフを入れると中はトロリとクリーム状になっており、様々な味が溶け合うなんとも不思議な食感。
 
・付け合わせとして出てきた、真狩産の『とうや』という品種のジャガイモとタマネギ。ジャガイモは火の入れ方が絶妙なのか、もはやジャガイモを超えた未知なる食材といった驚きの味。タマネギの方も塩をふってあるだけなのにもかかわらず、力強くて深い味がしてきます。野菜の秘めた味の力に脱帽。
  
・クレーム・ダンジュ:ブドウのシャーベットにフロマージュブランのクリームとブルーベリーソースをかけたデザート。
 
・洋梨のコンポート:なんとデザートその2まで出てきます。洋梨の他にバニラアイスとその付け合わせとして、甘い蜜のかかった焼きたてサクサクのパイ生地が。パイは焼き立てでしか味わえないような絶妙な食感でした。
    
・小菓子とエスプレッソ:食後は場所を移して、控えの間にてお菓子とコーヒーをいただきました。おそらくは空いている日ならではのサービスだと思われます。エスプレッソは輪郭がハッキリクッキリとした味わい。そしてお菓子はクッキー、洋酒風味のレーズンケーキ、アプリコット味らしきゼリーの三品で、一品ごとに素敵な味わい。
・どちらかと言えばくだけた雰囲気の店を想像して入ったのですが、実際はカッチリとした雰囲気のフランス料理の店でした。今回は4千円が「安い!」と思える料理に大満足。

 

・まさに横綱相撲を思わせる安定感。貸切状態で静かに料理を味わえたこともポイントが高かったです。躊躇無く「また食べにいきたい店」に追加! 2011年の暫定第2位!!

<2011年【外食記録】また食べに行きたい!総合部門>
暫定第1位 (該当なし)
暫定第2位 Restaurant L’enfant qui reve [洋食@札幌](12/11)
暫定第3位 restaurant SIO [洋食@札幌](4/17)


[Canon PowerShot S90]
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【食】とんかつ玉藤 伏古店 [和食@札幌]

2012年02月29日 22時00分26秒 | 外食記録2011
とんかつ玉藤 伏古店(トンカツたまふじ ふしこてん)[和食@札幌][HomePage][食べログ]
2011.12.10(土)16:50入店(初)
注文 三元豚ロースかつ定食160g(根菜五目ご飯・赤だししじみ汁)1659円

 
・札幌市東区伏古を通る宮の森北24条通沿いで営業する、札幌を中心に展開するトンカツチェーンの支店。いかにもチェーン店らしいきらびやかな店構えの店はあまり好みではありませんが、この時はゆっくり店を探す暇も無かったので、目に入った瞬間すぐに飛び込みました。「た~まふ~じの と~~んかつ♪」というラジオのCMソングが耳に残る有名店ですが、入店するのは今回が初めてのこと。
   
・まだ新しい雰囲気で明るく広々とした店内は、カウンター約15席、イス席約7卓、こあがり約3卓。カウンターの向こうには厨房の様子がよく見え、カツを揚げる大鍋がいくつも並んでいます。また、店員の接客はよく訓練されておりテキパキとした応対です。
 
・食事の注文を終えると先ず出てくるのは三つの小さな壺。中には梅干や小ナスなどの漬物が入っており、食べ放題になっています。
   
・次に小さなすり鉢に入ったごまをすりつつ料理を待つ。ソースは辛口と甘口の二種類。両方とも試してみましたが、辛口は酸味が強く感じ、甘口は甘すぎて一長一短。バランスのよい『フツウ味』が欲しいところです。

・これまで見たこともないような巨大な銅の鍋。それを使って「ずいぶんと大きなトンカツを揚げているなぁ(他人事)」と様子を見ていると、そのトンカツが私の席へと運ばれてきました。

・メニューはトンカツを中心に揚げ物が各種。いずれも1000~2000円台とやや高級な値段設定になっています。今回はイチオシメニューの三元豚を使った『ロースかつ定食』を注文。肉の大きさは三種類あり、一番小さな160g(1659円)でお願いしました。
  
・これまでの私の目測でいくと200gはありそうな、予想以上に大きなトンカツが登場。まずはソースを付けずに食べてみると、衣はサックリと揚がっていて、香ばしくてほのかにいい味がしてきます。そして肉の歯応えは柔らかいのですが、肉自体の味は期待したほどは感じられませんでした。ボリューム的には、私には160gで完食できるギリギリの量でお腹一杯。
 
・付け合わせの山盛りのキャベツはシャキシャキした歯応え。また、テーブルに備え付けのソースのほかにもおろしポン酢や塩が付き、色々な食べ方が楽しめます。
 
・ご飯と味噌汁は三種類の中から選べます。ご飯は『根菜五目ご飯』、味噌汁は『赤だし しじみ汁』を選択。五目ご飯とトンカツを合わせて食べると、ご飯がトンカツの味を邪魔してしまい、どうも相性が悪く感じました。やはりトンカツには白米が一番かもしれません。隣に座った客が何度も『わさび五穀ご飯』をお替りしていて、そちらも気になるところでしたが。
・紙ナプキン(またはティッシュ)の備えが無いのが少々不便に感じました。布製のおしぼりは出てくるのですが、それでソースにまみれた口を拭う気にはちょっとなれません。

・会計時に発行されたスタンプラリーのカード。玉藤を3店舗回ると会計が20%割引に。

  
  
[Canon PowerShot S90]
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