昨日の木曜日は大人のバレエクラスのレッスンでした。
更衣室での会話。
「今日は雛祭なので、ちらし寿司を作ってきましたぁ」
というユミコ。
おお、いいねぇ。やっぱり雛の宵にはちらし寿司に蛤のお吸い物よね。
「せぇっかく蛤を買ったのに昆布を忘れていたので、お味噌汁に入れてしまいましたぁ」
え゛…っ、そ、それは…
あとで気がついたんだけどさ、ユミコよ…、じゃ、お味噌汁の出汁はどうしたんだ?
お味噌汁を作れる出汁があったんなら、蛤のお吸い物は作れるでしょうにさ…なぁ…
うぅ~ん…、ま、まぁいい…レッスンだ、レッスン
サヨさんが1年目をクリアして2年目に入った嬉しい3月だ。
これまでは両手をバーに置いて、鏡に対して正面向きでバー・レッスンをしてきましたが、サヨさんも大分バー・レッスンの内容に慣れてきたようなので、片手バーで片側ずつ進めていく通常のバー・レッスンのスタイルに昨日から変更
バットマン・タンジュをするサヨさんの後ろ姿を見ていて気がついた。
“あし”が“脚”になってきたなぁ…
『人間は考える葦である』
といったのは確かパスカルだが
《彼女のあしは葦のような脚である》だったんだよねぇ、クラスにきたばっかりの頃は…。
長いが無意味に細いという、まぁ平たく言ってしまえば“貧相なあし”だったワケだ。
そんな“あし”が、1年経った今では…フフフ…内腿や脹脛にちゃんとメリハリがつき始めているんだなぁ…いいわよ、いいわよぉ…
これからもっとキレイになるからね
そしてバーのメニューは進み、初めて挑戦するストレッチの見本を…。
プリエをしてパンシェをしたら、カカトを持って脚を上げる、そのあとスプリッツね。
一通り見本を見せてからふと見れば、ユミコが目をうるうるさせている…。
「ん?どうした…?」
「とても出来るとは思えない…」
「にゃにぃっ… “はじめっから出来るはずがない”と分かりきってることはやらせない ある程度出来るレヴェルに達してると思うからやらせるの」
つべこべ言わずにおやり…っ、てなカンジで…。
結局、カカトを持って脚を上げた彼女は、本当に花丸つきの上出来だったのよ
骨盤はまっすぐでトルソーは歪んでないし、軸脚の膝も上げた脚の膝もよく伸びているし、キレイだった
スプリッツはまだぴったり床につくまではいかないけど、それでも骨盤もトルソーも真っ直ぐに支えていられて上出来、上出来
だから言ったでしょ、出来ないことはやらせない、って
あぁ~、まぁ見本となる私の脚が頭の上までギュワン と上がっちゃうので、それを見た瞬間に
ぐぅぇっ…
っと、ショックを受けたようにパニックを起こすみたいだねぇ。でもね、私の脚がそこまで上がっちゃうのは、単なる結果だからね。
ユミコよ、あなたはやってみればなんだってキレイに出来るんだから、これからますますキレイに出来るようになっていくんだから、私はそれをいつも楽しみにしています。
ユミコよ大志を抱け
…ってチョッと違うかなぁ…
更衣室での会話。
「今日は雛祭なので、ちらし寿司を作ってきましたぁ」
というユミコ。
おお、いいねぇ。やっぱり雛の宵にはちらし寿司に蛤のお吸い物よね。
「せぇっかく蛤を買ったのに昆布を忘れていたので、お味噌汁に入れてしまいましたぁ」
え゛…っ、そ、それは…
あとで気がついたんだけどさ、ユミコよ…、じゃ、お味噌汁の出汁はどうしたんだ?
お味噌汁を作れる出汁があったんなら、蛤のお吸い物は作れるでしょうにさ…なぁ…
うぅ~ん…、ま、まぁいい…レッスンだ、レッスン
サヨさんが1年目をクリアして2年目に入った嬉しい3月だ。
これまでは両手をバーに置いて、鏡に対して正面向きでバー・レッスンをしてきましたが、サヨさんも大分バー・レッスンの内容に慣れてきたようなので、片手バーで片側ずつ進めていく通常のバー・レッスンのスタイルに昨日から変更
バットマン・タンジュをするサヨさんの後ろ姿を見ていて気がついた。
“あし”が“脚”になってきたなぁ…
『人間は考える葦である』
といったのは確かパスカルだが
《彼女のあしは葦のような脚である》だったんだよねぇ、クラスにきたばっかりの頃は…。
長いが無意味に細いという、まぁ平たく言ってしまえば“貧相なあし”だったワケだ。
そんな“あし”が、1年経った今では…フフフ…内腿や脹脛にちゃんとメリハリがつき始めているんだなぁ…いいわよ、いいわよぉ…
これからもっとキレイになるからね
そしてバーのメニューは進み、初めて挑戦するストレッチの見本を…。
プリエをしてパンシェをしたら、カカトを持って脚を上げる、そのあとスプリッツね。
一通り見本を見せてからふと見れば、ユミコが目をうるうるさせている…。
「ん?どうした…?」
「とても出来るとは思えない…」
「にゃにぃっ… “はじめっから出来るはずがない”と分かりきってることはやらせない ある程度出来るレヴェルに達してると思うからやらせるの」
つべこべ言わずにおやり…っ、てなカンジで…。
結局、カカトを持って脚を上げた彼女は、本当に花丸つきの上出来だったのよ
骨盤はまっすぐでトルソーは歪んでないし、軸脚の膝も上げた脚の膝もよく伸びているし、キレイだった
スプリッツはまだぴったり床につくまではいかないけど、それでも骨盤もトルソーも真っ直ぐに支えていられて上出来、上出来
だから言ったでしょ、出来ないことはやらせない、って
あぁ~、まぁ見本となる私の脚が頭の上までギュワン と上がっちゃうので、それを見た瞬間に
ぐぅぇっ…
っと、ショックを受けたようにパニックを起こすみたいだねぇ。でもね、私の脚がそこまで上がっちゃうのは、単なる結果だからね。
ユミコよ、あなたはやってみればなんだってキレイに出来るんだから、これからますますキレイに出来るようになっていくんだから、私はそれをいつも楽しみにしています。
ユミコよ大志を抱け
…ってチョッと違うかなぁ…