アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

跳びましょう…♪

2015-02-20 08:55:32 | Weblog
バー・レッスンの最後はグラン・バットマン。
そのあとに両手バーでプリエとルルヴェ、タン・ルヴェで足慣らし。
「さて、ふ~ちゃん、先週は“アントルシャ・ロワイヤル”を練習したよね。おぼえてる?」
「はぁぁ、まぁ…
よし。
じゃ、まずどんな動きなのか、言葉で説明してごらん
「…右足前5番から跳び上がったら…、少し開いた脚を、いちど右前にしてから、右後ろ5番に…
はい、その通りです。
では音楽に合わせてどうぞ

あら、ユキさん、勘が戻ったみたいねぇ、足首がキレイ。
おぉ、ふ~ちゃん、脚(=腿)を動かせるようになったねぇ。でも、ちょいと惜しい。
「あのね、ふ~ちゃん、“跳ぶ”ってことの考え方やイメージの違いなんだけどね…」
“跳ぶ”という動作は、胴体が元あった位置よりも上に上がる、というイメージ。
だから両手バーで練習するときには腕の力でバーを押して、その反動で身体を押し上げることに集中しがち。
そうすると脚と足のことを忘れてしまうから、お膝や足首が曲がったまま、緩んだままになっちゃうワケ。
「いい…?カカトが床から離れたら、いち早く足首をスパッと伸ばすの。その足首を伸ばす動作で身体を押し上げる、とイメージするといいのよ」
ほら、こんな風に、と見本を見せる。
「……あぁ、うん
はい、もう一度、音楽に合わせてどうぞ

おぉっっし、よく出来ましたぁ
「で、先週説明しておいたよね、ロワイヤルの次があるって。見本もみせたよね
「はぃぃぃ~
んじゃ、やってみようかね、アントルシャ・カトル
まず見本を見せます。
右足前5番から跳び上がって少し開いた脚を、いちど右脚後ろに引きつけてから右足前5番で着地します。
カトルの場合は足の前後は変わりません。つまり右足前5番から跳び上がったら着地も右足前5番。
どお?わかったかな?
動きの確認、大丈夫ね?
じゃ、音楽に合わせてどうぞ

うん、うん。ユキさん、ジャンプも脚の動きも安定していてキレイだわ。
わぁお、ふ~ちゃん、初めてなのによく出来た、花丸よぉ。
そしてセンター・レッスンの中盤。
軽い跳躍のアンシェヌマン。
まず見本を見せます。
右足後5番から⇒右ジュテ→タン・ルヴェ→左ジュテ→タン・ルヴェ→右ジュテ→左ジュテ→右アッサンブレ・ドゥシュ→右アッサンブレ・アン・ナヴァン⇒左ジュテ→…………
どうですか?わかった?
軽くマーキングしてみて
はい、それでは音楽でどうぞ

あぁぁ、ふ~ちゃん、タン・ルヴェする脚のお膝と足首を伸ばさないと…
アッサンブレ・アン・ナヴァンは慌てないで、床をしっかり押してね。
「あのね、いつも練習しているア・ラ・スゴンドのアッサンブレと今練習したアッサンブレ・アン・ナヴァン。てぇことはアッサンブレ・アン・ナリエール、つまり後のアッサンブレもあるからね
と参考までに跳んで見せる。
「ふぇぇぇぇ~
大丈夫。今のレヴェルではやらないから
はい、最後に先週と同じ、グリッサード-グラン・ジュテを左右交互に
グラン・ジュテで大事なのは
ドゥヴァンのバットマンをしっかり、高く、早く。
ドゥヴァンのバットマンが上がりきる前にデリエールのバットマンを強く。そうすることで身体をしっかり押し上げる。
アームスも素早くしっかりアン・ナヴァンに伸ばして、身体を引き上げるのを手伝うように。
うん、ふたりとも先週よりも軽くなってきた感じよ
ふ~ちゃん、グラン・ジャンプを身体に覚えさせるのに今が好機よ。
進化し始めた18歳
コメント
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