アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

昨日のレッスンは…♪

2015-02-23 10:11:47 | Weblog
バー・レッスン。
1番ポジシオンからのバットマン・タンジュ
「……?………」
ん?どうしたの?
「ん~、なぁんかお尻が出っ張ったままというか…、骨盤が倒れてるような…、う~ん…」
あぁ、ポワン・タンジュ・デリエールから1番に脚を戻したところね。
それはちょとしたコントロールを気を付ければいいのよ。
ポワン・タンジュ・デリエールをした場合、当然のこと骨盤は前傾する。
その骨盤を引き起こさずに足元=だけを1番に戻すと、骨盤は前傾したままで残る。
だからね、まず骨盤を引き起こすことで脚を1番に引き戻す、とイメージすればコントロールしやすいのよ。
ちょいとポワン・タンジュ・デリエールしてごらん。
そこから1番ポジシオンに脚を戻すメグちゃんの腰を軽くサポートして上げると…。
「ほらね、きちんと出来たでしょ
「…あぁ、そうかぁ
鏡を見ながら骨盤や脚の動きを確認する彼女。
ん?まだ何か気になること、あるの?
「お尻のラインが、センセイとは違うような…
あ゛…。
ま、それは、ターン・アウトが十分かそうでないか、角度の違いってことも微妙に関係してるわな。
骨格を無視した無理なターン・アウトはいけないけれども、少しずつ角度を大きくしていくことには挑戦したほうがいいわね
それにしても、近頃は身体の微妙な感覚とか、テンポとか、コントロールのことなんかに本当によく気が付くようになったよねぇ。
細かいことにも意識を向けられるようになってきた。
それだけ身体が目覚めてきてるってことだし、その小さな積み重ねが進化に繋がっていくんだわ
センター・レッスンのバットマン・タンジュ。
終盤のパ・ドゥ・ブーレにはアームスを合わせる。
ア・ラ・スゴンドからアン・バ→アン・ナヴァンの流れをスムーズに。
そのパートだけは一緒に動いてあげる。
鏡を通して私の動きを見ながらメグちゃんがアームスの動きを合わせようとする。
「ね、遅れてるのが分かるでしょ
脚の動きよりもアームスの方が先行する、とイメージするといいのよ。
最後に基本のポール・ドゥ・ブラ1番から4番。
ちょっとだけ修正が必要な部分ではサポートをしてあげる。
縮めて傾けるのではなく、引き伸ばし捩じり上げて曲線を作る
難しいけど、美しいラインを作るためには大事なことです。
で…。
いまのところ1番から4番までを練習してるけど、実際には9番まであるからね。
「え゛ぇぇぇ~ 4番まででもいっぱいいっぱいなのに…
「え゛~~っ、まだまだ先は長いんだねぇ~~
アンチエイジング・レッスンのためにスタンバイしているカヨさんまで一緒に一騒ぎ。
ご参考までに、とグラン・ポール・ドゥ・ブラをして見せる。
「あらららら…」
「そんな下まで行けるなんて、考えたことなかった…
まぁねぇ~、このくらいはできないとねぇぇ
さて、続いてアンチエイジング・レッスン
いつもと同じメニュー。
サクサク進む。
仰向けのまま腹筋運動。
「おぉぉ、カヨさん、お腹が動かなくなったねぇ
下した脚を引き上げるときにお腹ももう一段引き込むようにイメージするといいよぉ。
「おし
横向きになって体幹強化のメニュー。
お、腰が下がらなくなってきたね
バーを使ったエクササイズでも彼女の動きは安定している。
肩幅より広めに足を開いて立ってプリエの練習。
「ホント、お腹周りが強くなってきたよねぇ
骨盤を真っ直ぐに支えたまま、足の爪先と膝の向きをきちんと合わせたままでプリエが出来るようになった。
それにポワン・タンジュしてターン・イン&アウトの動きのときに、動作脚側の腰が上がらなくなってきたしね。
では動作脚を膝まで引き上げてから膝を伸ばすエクササイズ。
後半は動作脚の膝を伸ばす時に軸脚の膝を同時に曲げます。
ふむ、前回よりも骨盤を真っ直ぐ支えられるようになってるわよぉ、上出来です
このエクササイズ、体幹や脚が弱い人は、
ズベラ~っ
っとポジシオンが崩れるの
はい、最後に久しぶりのホップ&タッチ
いきますよぉ、ソレ

おほっ、ちゃんと覚えているね、よしよし
「これはゆっくりのテンポより速いテンポでやるほうがいいな
そうね、そのほうがノリがいいもんね。
では、また来週。
スウェットの上下でカッコ良くきめて足取りも軽く帰っていったカヨさんでした。
コメント
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