アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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水曜日のアンシャンテ ― 課題曲講習会進行中…♪

2021-10-15 08:56:31 | Weblog
9月の最終水曜日からスタートした課題曲講習会
バレエを始めてからようやく4か月のヨシエさんと最近レッスンを再開したばかりのマリさんには二人で踊るアンサンブルを現在振り付け中です。
エスメラルダのヴァリエーションをお二人にも踊ってもらうってことも有りではあると思わないでもなかったんです。
ただそうなると、ふたりが無理なく動けるようにアンシェヌマンやパを大幅に変更しなければなりません。
彼女たちがこれまでのセンター・レッスンで練習したことのある、身に付いている、身に付きかけているパだけで再構成するとなると、…それは可能ではあるんですけど…、ただそうやって変更に変更を重ねて形にしたものというのは、すでに
エスメラルダではない
というのが私の考えなんですよね。
既存のスタンダードな振り付けを変えに変えて、音楽だけはエスメラルダのヴァリエーションだなんて、そぉんなのイチから創作するのと変わらないじゃん、てね
そんなわけでお二人にはアンサンブルを新たに振り付けしています。
振り付けに使うパやパの組み合わせをセンター・レッスンのときに練習しておくようにしています。
今回はトリッキーな動きや構成は一切なしです、あくまでもお二人が無理なく動けるようにってことが大事だから
その代わり、というわけではないけど、ヒメさん&コエミさんのエスメラルダには手をいれています。
基本的にはスタンダードな振り付け構成そのままですが、それぞれの個性や雰囲気をより活かせるように、ところどころ変更しています。
例えば…。
ピケ・アラベスクのときタンバリンを両手で頭上に掲げ、そのあとヒメさんは両腕を、コエミさんはタンバリンを持ち替えた右腕だけをポール・ドゥ・ブラする、とか。
舞台を周回するアンシェヌマンの中のピケ・アン・ドゥダーンに続くク・ドゥ・ピエ-プリエでのアン・ドゥダーンをヒメさんはそのままですが、コエミさんはク・ドゥ・ピエではなくアラベスクで、とか。
練習を重ねながら演出もしていきますから、お披露目会のときには“同じ物なのに別物”なエスメラルダに仕上がっていると思います
コメント
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