アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― 跳ぶ=体重が消える瞬間…♪

2024-02-01 10:10:29 | Weblog
バーレッスン
5番からのバットマン・タンジュとバットマン・デガージェは先週と同じアンシェヌマンで、ただしデガージェのア・ラ・スゴンドは5番×8回→1番×8回を2セット、1番のときにはポール・ドゥ・ブラを併せて。
アームスをア・ラ・スゴンドからまずアン・バに下げるところでヒメさんがスッと柔らかな曲線を作った……おぉぉ、いいねぇ、ポール・ドゥ・ブラがしっかり自分のものになってきたんだねぇ
バーレッスンの最後に両手バーで1番と2番のタン・ルヴェの練習、1番×4回→2番×4回を2セット、そのあと片脚でルルヴェする練習。
右前5番→右脚プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ-左脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→左脚にトンベしてプリエ-右足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ-右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→右脚にトンベしてプリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール⇒…………
ク・ドゥ・ピエした足が上下にふらふら動かないように気を付けて
「片脚でのルルヴェ、32回くらいは余裕で出来るようでないとグラン・フェッテ32回はムリでしょ」
「あ、そうだ、そうですよね…、最終的にはポワントで、ですもんね…」
そうですよぉ
そしてセンターレッスン、まずはバットマン・タンジュのアンシェヌマン。
次にタン・ルヴェの練習。
1番ポジシオン→(ドゥミ・プリエ→ア・テール→ロール・アップ→ア・テール)×4回→1番でタン・ルヴェ×4回→2番でタン・ルヴェ×4回
アームスはア・ラ・スゴンド

「…っはぇぇぇ… …うぇぇぇぇ…
あらあらあら…ほんのちょびっと跳んだだけじゃん…。
「ふたりともねぇ、脚を使いきれてないんだなぁ……末端から内腿までパン って使えてないというか…、バレエの跳ぶってどういうことなのかイメージがないというか…」
「… …」
「あくまでもイメージでってことだけど、タン・ルヴェをプリエからパンっ て跳び上がって頂点に達したところで体重が消える=無重力になる瞬間がある…、その瞬間に運動の方向を切り換えて今度は床に下りる動作をするの。“落ちる・落下”じゃなくて“下りる” 言葉にすればそういうイメージなんだけど、ふたりはまだそれを理解してない感じ」
「それは…、あの、このところやってるみたいに毎週バーの最後に両手バーで練習させていただければ感じを掴めると思うんです…
おぉ、そうしましょう、まず跳べる脚を育てましょう
ヒメさんにとってもマリさんにとっても、ソレが美しいグラン・ジャンプへの早道です
それからピケ-ルティレやピケ-アン・ドゥダーンの練習をしっかりやって、ポワント・レッスンに突入~
コメント
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