アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

型崩れ…

2009-07-21 11:39:02 | Weblog
バレエ教師という職業柄もあるのかも知れないけれど、自分の体型というのはいつでも一番の興味の対象である。
レッスンのとき、生徒とくにジュニアに、身体のコントロールの仕方や動きの特徴を説明する場合、どうしても動いて見せなければならないことが度々あるし、ときには身体を“どう動かさなければならないか”を見せて教えるために、“レオタード&カバータイツ”姿にならなければならないときもある。
ゆったりTシャツを脱いだときに、生徒を(場合によってはママたちも)がっかりさせるような体型は許されない、と思っているわけ。
現役でギンギン踊ってた頃は、自分の身体能力を誇示したい気持ちもあったしコントロールが“売り”だったりもしたから、体型ってのはスレンダーであればそれでいいと思ってたの、シアワセなことにダイエット不要の体質だし。
でも年齢を重ねてきて、身体能力やテクニックの誇示ではなく“表現=身体で語ること”や存在感を重視するようになると、若い頃のようにキスキスに痩せていたのでは、舞台衣装のデコレーションの華やかさに負けて“貧相”に見えてしまうこともある、ってことに気付いた。
だから今はとにかく痩せないように、でもボディ・ラインそのものは崩さないようにと心掛けてるの。
30年間ほとんど体型は変わってないとはいえ、厳密にいうと60cm弱だった(一番細かったときは57センチ)ウエストは62cmになったし、47kg弱だった体重は49kgに増えているんだけどね
それでも生徒やママたちに“バレリーナ体型”と言ってもらえるラインは死守するつもり
だってさぁ、“デブじゃないけど、なぁんかタソガレちゃってる感じの先生にバレエを習いたいなんて思わないんじゃない?
というわけで自分の体型は常にチェックしてる。
その延長線上で、女性の体型って気になるのよねぇ
いまでは、H&Mとかforever21みたいに海外のカジュアルウェアのブランドがたくさん入ってきて、お洋服のサイズもかなり巨大なものまであるみたいだから、肥満体の人でも人並みのお洋服が選べるようになってて、安心出来るのかもしれないね。身体を入れられるお洋服に困ることがない、というので自分自身の体型に無頓着になってるのかもしれないし、もしかしたら肥満体の自分自身に関心も愛情も羞恥心もないのかもしれない…
先日TV のコマーシャルで、
『お洋服の“型崩れ防止剤?”配合の洗剤』だか『仕上げ剤』
があるのを知った
自分が着る物に気配りをしてケアすることは大切なことだし、素敵なことよ。
でもね、お洋服の手入れをする前に“自分の身体の手入れ”、お洋服の型崩れを気にする前に自分の身体の型崩れを気にした方がいいんじゃないかと思うがね…

メグちゃん
先週のレッスンの帰り道、
「黒のパンツに白シャツっていう一番シンプルな組み合わせを着こなせるのが、一番オシャレでカッコ好いと気付いたんですよね
って話してくれたわよね。
現役ダンサーだった頃の私の定番ファッションは
白シャツ&スーパーストレートフィットのデニムに8センチのハイヒールパンプス
という組み合わせで、これが一番のお気に入りでした。冬にはスタンダードなトレンチコートを羽織ってたな…
またそこに戻ろうかな、と考えているところです、いま…



コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スミレちゃん…vol.2 | トップ | 夢と現実 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (megumi)
2009-07-21 23:45:50
オシャレは好きですし流行も取り入れたいですし、でも流行でオシャレでお高いお洋服も、着方によっては・・・着る人が大切だということ、近頃思います現役ダンサーの定番ファッション、素敵だと思います
ちなみに、白シャツに黒パンツ姿が素敵だと思ったのは、中村江里子さん(フジTV元アナウンサー)をTVで見たときでした。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事