アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ライムグリーンのアンスリウム…♪

2022-06-11 12:39:18 | Weblog
色鮮やかな芍薬のつぎは何がいいかなとお花屋さんに立ち寄ってみると、本当に多種多様、色とりどりで華やかです。
薔薇はもちろんのことトルコ桔梗やヒマワリ、デルフィニウム、etc.etc.…、どの花も次々に新しい改良種が出てくるんですね。
元気を貰えそうな黄色のお花がいいな…、黄色の薔薇よりもヒマワリかな…、う~ん…。

          

黄色というよりちょっとオレンジがかったマリーゴールド
細やかなフリンジが幾重にも重なってて、お菓子のよう。
ちょっとグリーンをあわせたいけど何がいいかなと見て廻ったらこのライムグリーンのアンスリウムがありました
おぉ、いいんじゃなぁい
相変わらず芸のない投げ入れですけど…
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水曜日のアンシャンテ ― リハーサルだけでなく…♪

2022-06-10 12:01:41 | Weblog
グラン・バットマンのあとバーを鏡と並行に置きなおして振り付けに採り入れているアントルシャ・トロワのシンプルなアンシェヌマンの練習。
足先のスクラッチは ですよ、両脚の内腿をきちんと打ち合わせるようにね。
ではどうぞ

おぉ、コエミさん、いいねぇ、きちんとバチューが出来てる、よしよし
なぁんかさぁ、そこまで出来てるのを見ると欲が出て来ちゃうんだよねぇ。
「…よく…?」
「うん。もういっそのことアントルシャ・サンクにしちゃえばってね
「… …」
こんな風にね、と見本を見せる。
右脚前5番からのトロワだと右脚クぺで着地だけど、同じく右脚前5番からのサンクだと左脚クぺで着地になるの。
だから続くピケ-クぺは左方向からになるわよね。
「…   …」
「あ゛~でも、コエミさんか後列の2人かどっちかが間違えてるんじゃないって勘違いされちゃうかなぁ…、そぉれはマズイねぇ…」
ってことで、この案は却下
センター・レッスンではいくつかのポジシオンを修正。
まずはコエミさん
このところピルエットのドゥー・トゥールが安定してきてて、それは嬉しいことなんだけど、アン・ナヴァンのアームスを守れてないところが惜しい、それさえ修正できれば花丸💮です。
ヒメさんは大きい4番のときに骨盤の向きがズレる。
左右の鎖骨を結ぶ横線・トップバストを結ぶ横線・腰骨を結ぶ横線、この3本の横線を常に平行に、そして同じ方向を向けるように。
腰骨の横線だけが横を向かないように気を付けて。
マリさんはピケ-アラベスクやアラベスク・ルルヴェのときに、トルソーが軸脚側に倒れないようにしっかり立てましょう。
そして前側のアームスを無頓着に適当なところに出さないこと。
1番アラベスクの前側のアームスは肩幅よりも外にはみ出さないように気を付けて、高さもアゴの高さまたは目の高さと覚えておきましょう。
発表会本番までほぼ4か月、3人の進化が楽しみです
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水曜日のアンシャンテ ― ファイィをプラス…♪

2022-06-09 09:12:29 | Weblog
センター・レッスンのあとアンサンブル作品の練習。
まずは1回アタマから通す。
うん、やっぱりもう少しパを足したりして手を入れた方がいいな
まずはコエミさんから。
左右にタン・ドゥ・キュイスをしたあと上手袖に入るところ、少し無駄な間(ま)が開いてるから埋めましょう。
……→左にタン・ドゥ・キュイス→右前5番→シソンヌ・シャンジェ→右脚アティチュード・デリエール・クロワゼ→左脚クロワゼ・ドゥヴァンでアッサンブレ・アン・ナヴァン→左前5番→左にタン・ドゥ・キュイス→オフ・ステージ
という流れに変更しましょう
ここでのシソンヌ・シャンジェは右脚前5番のクロワゼから右脚アティチュード・デリエール・クロワゼまで方向の転換を伴いますから、この方向転換=切り換えが曖昧にならないように気を付けて。
そしてアティチュード・デリエールに上げる右脚だけでなく、左脚もドゥヴァンへのバットマンをしっかり見せることを忘れずに、それによって動きを大きく見せることができますからね
シソンヌ・シャンジェのときアームスはクロワゼの高い3番。
アッサンブレ・アン・ナヴァンのときはクロワゼの低い3番。
ではアタマからそこまでを音でどうぞ

ん、よしよし
次いきましょう。
ヒメさんマリさんのパート。
上手と下手、それぞれの方向に向かってピケ-アラベスクをするところを変更します。
……→ピケ-アラベスク・エファセ×3回→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→ファイィ→ピケ-アラベスク・エファセ×2回→クロワゼ5番ルルヴェ→……
ファイィのときのアームスはドゥミ・スゴンド。
ファイィは動作脚をロン・ドゥするのではなくピケした軸脚が方向転換をしますから、動作脚はアラベスクのポジシオンを守ります。
音でやってみましょうと曲を流したら…、
あ、あれ…、足りないねぇ…
「ピケ-アラベスクに入る前、二人で背中合わせのところが無しになったので…」
あ…っ、そうか、そうよね、その分をわすれてたぁ~…
ファイィを採り入れたいのはキラキラした音の感じに乗りたいからじゃないかぁ。
……→ピケ-アラベスク×3回→ファイィ×4回→……
でした
アタマから通してみて納得、振り付けとしてはこれで
あとは丁寧に磨き上げていくだけです
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ちょっと欲が出ちゃったりもするなぁ…♪

2022-06-07 13:39:31 | Weblog
先週のレッスンのときにアンサンブル作品の一部を修正しまして、修正して正解だったんですけどね。
もともと振り付けを始める前に彼女たちに話したのは、
ちょっと頑張れば、ちょっと+α 頑張れば踊れる振り付けを
ってことだったの
先々週に一通りの振り付けを完了し先週一部を修正、それを何度も頭のなかで思い出して眺めてると、
彼女たち、すでに余裕じゃん
って思えるんですよねぇ。
3人それぞれの技術レヴェルや個性なんかを考えると、振り付けのレヴェルをもっと上げてもいいんじゃないかなって思う。
どこをどう変更するかとかどんなパに変えるかとかはまだイメージが鮮明になっていないけど、
彼女たちなら出来るよねぇ
ってついつい気持ちが動いてしまう。
ファイィとかシソンヌ・シャンジェとかフェッテ・ソテとか出来るんじゃないかな。
明日のレッスンで1回通してみてそれで判断しようと思ってはいますけど、ん~、欲が出て来ちゃってるんですかねぇ…
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鶯の鳴き音…♪

2022-06-06 11:45:49 | Weblog
『居酒屋ぜんや』シリーズの軸になっているものの一つが鶯飼いで、佳い声で鳴く鶯を育ててその鳴き音を楽しみ時には競い合うというもの。
主人公林只次郎が品評会で1等賞を取るほどの美声を誇る鶯を飼っていて、その鶯を介して大店の主人たちと交流しています。
鶯の鳴き音というのは言わずと知れたホー・ホケキョに決まってますが、なんとそれに優劣やら上手下手があって、律中呂(リちゅうろ)という音の高低や文句や節付けなど様々な評価の基準があるんですって
文句=歌詞ってこと
そりゃ、ホー・ホケキョでしょ
節付=メロディ、リズムってこと
だから、ホー・ホケキョでしょ
って思っちゃいますけど、そんな単純なものじゃないらしい
そのわずかな違いまで聞き分けて、あーだこーだとお喋りに興じ酒を酌み交わし情報交換などもする。
ま、道楽ですな。
只次郎の場合は自分の愛鳥を使って収入を得ていますから道楽とは言えなくなっていますけどね。
鶯といえば、忘れられない思い出がひとつ。
もう?十年も前の事ですけど、比叡山延暦寺根本中堂で参禅する機会がありました。
7月末の新緑に小糠雨が降る静かな早朝、導師の指示のもとじっと座っていたとき遠くから鶯の鳴き音が聞こえてきたんです。
透明で清浄なとても美しい声、細く鋭く突き抜けてくるような響きではなく、すべての雨粒に乗ってお山全体に広がっていくように感じられました
只次郎の愛鳥の鳴き音もあんな感じなのかもって思い出しながら読み進めています。
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芍薬、艶やかに…♪

2022-06-04 09:16:31 | Weblog
この時期はやっぱり、

          

芍薬ですね。
艶やかな牡丹色と撫子色を合わせたような大輪です。
いったい何枚の花弁を重ねているんでしょうね。
普段は小さな花瓶にちょこっと飾る程度ですけど、たまにはこんな風に豪勢なのもいいですよね
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水曜日のアンシャンテ ― 振り付けを修正…♪

2022-06-03 08:46:12 | Weblog
はい、それではアタマから通しでどうぞ

「……ここから…っ、さっきのカブリオールで周回…」
「は ぉ…
あぁら~…周回からほどけて上下の袖に入るところまで上手くいったねぇ
やっぱり変更して正解だわ、動きがスマートだし縦方向の弾みも見えるし、あとに続くコエミさんのソー・ドゥ・バスクでの周回が舞台面一杯の大きな円周だから、小さめの円周と大きな円周とのコントラストも見える、いいねぇ
まぁまだ先週振り付けを完了したばかりだから覚えきれていないところやカウントを取れていないところ、それぞれに戸惑ってるところもあるしお互いに探りあってるところもあるにせよ、それでも、
「この3人、まだまだ出来るよな
って期待できる。
現時点で完成にはまだまだだけど、それでも色々手を入れたくなっちゃうもんね。
通しで見ているとところどころに間(ま)というか隙間があることに気付く、それは埋めた方がいい間なのか、間として見せたほうがいいのか…。
動かない、動くとしても最低限最小限のポール・ドゥ・ブラのみっていうイメージがファン と浮かんだときは、それは見せるほうがいい間で、埋めた方がいい間だとヒメさんがちょっとしたパを動いているイメージが浮かぶから、そこには改めて振りを足す。
はい、アタマからもう一度

3人の動きの角度とタイミングがぴったり揃ってる。
アラベスクの高さを変えるところがよくコントロール出来てる。
曲想が変化するところのパのテンポの変化、3人ともよく動けてる。
もちろん今はまだお互いにほかの2人の動きを見ながら自分の振りを思い出したり合わせたりしてるけど、アタマから最後まで自分のパートはひとりでも踊り切れるようになればもっと動けるようになるし見せられるようになる。
その絵がね、見え始めてるのよ
まぁ、あえて気懸りをひとつだけ上げるとすれば、曲終わりの和音と同時の決めポーズのアームスのニュアンスかしらねぇ
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水曜日のアンシャンテ ― カブリオールを練習…♪

2022-06-02 10:14:20 | Weblog
アンサンブル作品の振り付けは大方は先週終わったんですけど、2~3日経つうちに変更したい部分が出てきました。
ヒメさんマリさんの二人が踊るパートで、もうちょっとスピーディかつスマートにしたいと考えていたらはっきりとアタマにイメージが浮かびました。
ふたりが背中合わせで円周上を……、そこからほどけて……、と音に合わせて軽~く動いてみた。
いいんじゃなぁ~~~い
というわけで、昨日はバーレッスンの最後に予備練習。
まずは見本を。
両手バーで右脚前5番→左脚ジュテ・デリエール→右脚で跳び上がって左脚と打ち合わせる→右脚で着地、左脚アラベスク⇒…………
こんな風に……ねっ…
「… …」
そうそう、先に言っておきますけどね、
ジュテ・デリエールで振り上げた左脚を下して後からくる右脚と打ち合わせるのではなく、後からくる右脚を左脚に打ち合わせることで左脚をさらに押し上げる
というイメージですよ
センター・レッスンでのバットマン・タンジュのあとにカブリオールとクぺ‐ソテ‐アン・トゥールナンを組み合わせたシンプルなシンプルなアンシェヌマンを。
カブリオールのアームスはア・ドゥ・ブラ、クぺ‐ソテ‐アン・トゥールナンのときはエファセの低い3番
はい、ひとりずつどうぞ

ひ・ひ・ひ・ヒメさぁ~ん、限りな~く地面に近いところでポチポチやるのではなく、跳ぶの、上 に。
「… …」
それからね、脚を打ち合わせるのを爪先でやろうとするから膝が曲がるの。
打ち合わせるのは内腿
アントルシャのときにも説明したけど、バチュー系の動きは内腿をうちあわせるんですよン。
あともう一つ、ちょっと大げさに言うなら
地べたにいる時間よりも空中にいる時間を長く
ってこと。
なんとなぁ~くサマになってきたところでリハーサルに突入
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