アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― シメは楽しく…♪

2022-11-11 09:05:45 | Weblog
このところ取り組んでいるグラン・アレグロのプレパラシオンを練習してセンター・レッスン終了。
ポワント・レッスンはまず裸足で足指のトレーニングから。
1か月半ほど丁寧にやってますが、みんな足底筋が強くなってきて足先のストレッチも利くようになってます
ポワントを履いたらバーに掴まって真っ直ぐしっかり立ち上がる練習、これもいつものことですが、ポワントの先端の面がぴったり床に付いてヨレることもぐらつくこともなく安定してきてますね。
バーを離れたら、ピケをして丁寧にア・テールに下りながら前進する練習。
3人ともピケは揺るぎなくしっかり立てているから、ア・テールに下りるときにガッコン とかガタン とカカトを落とさず、ちゃんとドゥミ・ポワントを通過することに気を付けましょう。
右脚アティチュード・ア・テール→右脚ピケ、左脚クぺ→右足ア・テール、左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左脚ピケ、右脚クぺ→左足ア・テール、右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→…………
アームスはドゥミ・スゴンドにしましょう。
ではどうぞ

クペした脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァンに伸ばすときは蹴り出さないように気を付けて、プティ・デヴロッペをするように
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ア・テールに下りたらスグに次のピケ
「マリさん、重心がちょっと後ろにあるからデヴロッペ・ドゥヴァンに伸ばし切るまえにカカトが落ちちゃうんですよ。カカトが落ちてソコに重心が残ってるからスグに次のピケに重心移動できないのよ」
「… …」
はい、もう一度

はい、
それならプレッリュードを踊ることになってもカクカクしないでしょう
「はい、最後に…って、いつもの弾むウォークやる?」
「やっぱり最後は楽しくシメたいです
ってことで、曲はシング・シング・シング、ちょっと気取った感じでジャージーなステップを。
最後の最後にムーン・ライト・セレナーデでパ・ドゥ・ブーレ・スゥィヴィ、そしてカンブレとストレッチでレッスン終了~
ビッグバンド時代のジャズミュージックに合わせてノリノリで動く3人を見ていたら、
この3人ならソレもありだよね…
って、シンフォニック・バレエの構想がアタマの中をよぎったりもしました
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水曜日のアンシャンテ ― スピーディなグリッサード…♪

2022-11-10 11:30:04 | Weblog
バー・レッスンでのロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールで、アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンを1回ずつ交互にロン・ドゥする動きに加えてルティレ→デヴロッペ・ドゥヴァン-プリエ→ドゥミ・ロン・ドゥでア・ラ・スゴンド→5番も練習していて、先週からはドゥミ・ロン・ドゥと同時にルルヴェするという練習も。
「あのね、ドゥミ・ロン・ドゥする動作脚の勢いに負けて重心がズレないように、軸脚のルルヴェに気を付けてね」
はい、どうぞ

うん、いいですよぉ
これがグラン・フェッテ・ロン・ドゥ・ジャンブの基本の≪基≫だってことはみんな分かってるよね。
「だぁから、たった4回やったくらいでフルフルしないこと
「… …」
センター・レッスンは基本のポール・ドゥ・ブラ、バットマン・タンジュのアンシェヌマン、ルルヴェとプティ・ソテのシンプルなアンシェヌマンのあと、このところ引っかかっているグリッサードを。
右脚前5番→右にドゥシュ→ドゥス→ドゥシュ→休止→左にドゥシュ→ドゥス→ドゥシュ→休止→…………
オンテンポだからねと音楽に合わせて見本を見せる。
あとから引き付ける方の脚を無頓着にぺっかん と上げて残してるヒマはないよ
「… …」
はい、どうぞ

あぁぁぁ~、やっぱりぃ…。
そぉんなんじゃジゼルact1でアルブレヒトと踊れないわよ
二人で腕を組んで軽やかに踊るんだから…、ホレとコエミさんに左腕に掴まってもらい、いきますよぉ、ソレっ
「にゅぇぇぇぇ…
な、なんだかコントのようじゃな…
あのね、来週はドゥシュ→アン・ナヴァン→ドゥシュ→アン・ナヴァン→とかぎ型に動く練習するからね、お楽しみに~

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立冬を過ぎても…♪

2022-11-08 10:07:56 | Weblog
昨日が立冬で暦の上ではもう冬です。
近所のスーパーに行く前に、ほんの少しだけ回り道をして銀杏の街路樹がある道を通ってみました。
緑だなぁ…
盛夏の頃のような勢いのある力強い緑ではありませんが、艶を失ったような緑が黄葉することなくそよいでいました。
昔は11月ともなると、銀杏はすっかり葉を落として幹と枝だけになっていたものなのにと思い出します。
そういえば去年も駅からスタジオまでの歩道に植えられた銀杏がなかなか黄葉しないと生徒のみなさんと話題にしたのでした…、葉の縁だけが少~し枯れたようになって、黄葉が始まったというよりも力を失くして傷み始めたという印象だねって…。
今年は去年よりもさらに季節が進むのが遅いような…。
金色のちいさき鳥のかたちして銀杏散るなり夕陽の丘に  
与謝野晶子が詠ったのは、今は昔のこととなりにけり、でしょうか。

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編み続けております…♪

2022-11-07 09:34:02 | Weblog
ジャンパースカート風のロングベストを編み続けておりますが、前後身頃を一遍に輪編みしているので段数が増えるにつれて次第に重さも感じるようになってます。
まだまだ全体の3分の1足らずですけど…

          

30段~40段を1ブロックとして、各ブロックに2つの菱形が交互に配置されているのですが、その菱形の中の模様が全ブロックで異なるという、なかなかに手強い模様編みです。
1ブロック目: ……
2ブロック目: ……
3ブロック目: ……
4ブロック目: ……
…って具合に襟ぐりまで続きます。
「……ここらで止めてウエストゴム付けてミニスカートにしちゃったらどうだい…
と悪魔の囁きが聞こえたことも…
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晩秋の雰囲気のミニミニブーケ…♪

2022-11-06 10:27:02 | Weblog
ふとカレンダーを見たら明日11月7日は立冬だそうです。
今年はまだ冬物の厚手のルームウェアも着ていないしエアコンの暖房も稼働させていないしで例年よりもいくらか暖かいような気もしてますけどね。

          

通りかかりの花屋さんで目に付いたミニミニブーケ
なんとなく晩秋の雰囲気で、小さな小さな赤茶色の実がかわいいです。
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つぎは毛糸のぱんつ、かなぁ…♪

2022-11-05 10:19:31 | Weblog
先日ベストを編み上げたあと、書店で編み物のテキストを手に取ってページをめくっていて
コレ、コレを編みたい
と即決したのはジャンパースカート風のロングベストで、暖かそうだし菱形のモチーフをはめ込んだような編地も素敵。
そのテキストの隣にちょっと気になるタイトルのテキストもあったけど、それはまた次にということにして…。
早速材料を揃えたのですが、編み方のページをよく読んでみると、
え゛…っ、“輪”に編んでいくのっ 前後身頃を一遍に…っ
こぉれは思っていた以上に大仕事になりそうです
とはいえ出来上がったものを着ているところを想像すると楽しみですから取り掛かりました…、が…、編み始めてから1週間近く経つのに、まだ全体の8分の1ほどしか進んでいません
それでもまぁ模様がはっきり表れてくるのが楽しいからノリノリではあるんですけどね。
ふと隣にあったテキストのことがアタマに浮かびました、タイトルは『毛糸のパンツ』でした。
なぁんだか気になるなぁ、興味を惹かれるなぁ。
大物の製作途中ではありますが気になるそのテキストを見に書店に行ってみました。
そうしたらタイトルは同じでも出版社が違うのが2冊があって、それぞれに1点ずついいなと思う作品が紹介されています。
Aのテキストには真冬のレッスンのときによさそうと思えるものが1点、Bのテキストにはワンマイルウェアになりそうと思えるものが1点。
ん~どっちにしようかなの前にまずは現在製作中の大物を仕上げなければと、どちらのテキストも買わずに帰ってきたんですけどね。
レッスン用の毛糸のぱんつ、よさそうだよねぇぇ
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久しぶりに木曜日もアンシャンテ…♪

2022-11-04 10:16:29 | Weblog
木曜日のお昼クラス、昨日は祝日だったためレギュラー・メンバーだけでなく、9月の発表会以来ねの方や初めましての方も参加して下さって楽しいレッスンになりました。
センター・レッスンではバットマン・タンジュやグラン・バットマンのシンプルなアンシェヌマンを練習したあとバランセの練習。
バランセ=3拍子のパ。
3拍子というのは基本的に四分音符が3つ、1拍に対して1つの動き、動きのパターンは下→上→上、ステップの基本は右→左→右、左→右→左、ってことをシンプルなステップで練習。
それからクロワゼ・アン・ナヴァンで移動、アームスはエファセの高い3番で。

おぉ、いいねぇ、移動がスムーズ
つぎはエファセ・アン・ナリエールで移動、つまり後退する動き、アームスは4番アラベスクのポジシオンで。

うん、悪くない。
それじゃぁ、アン・ナヴァンで4つ前進→アン・ナリエールで4つ後退をどうぞ

ん、なるほどね。
あのね、こんな風にね、とスタジオの奥から鏡の寸前までアン・ナヴァンを4つ、そこからアン・ナリエール4つで元の位置まで戻って見せる。
「… …」
大丈夫よ、重心移動を素早く、それをアームスの動きで助ければいいのよ。
アン・ナリエールは後ろに引くアームスを素早く、そしてトルソーのツイストを大きく、それが後ろへの推進力になるからね
HさんAさんも動きが大きく華やかになりました
最後にピルエットの練習をして、そのあとポワント・レッスンでもよく動きましたよぉ
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水曜日のアンシャンテ ― プレパラシオンに慣れましょう…♪

2022-11-03 08:31:27 | Weblog
センター・レッスンは基本のポール・ドゥ・ブラから始めますが、今週からは前後に重心移動しながら
右脚前5番クロワゼ→プリエ→右脚を前に擦りだし4番ドゥミ・プリエを通過して左脚ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ→左脚に重心を乗せ4番ドゥミ・プリエを通過して右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→5番
この繰り返しに合わせて1番から4番までのポール・ドゥ・ブラを。
どうぞ

おぉぉ、いいねぇ、重心の移動があってもアームスのポジシオンがちゃんと守れてる、いいですよぉ、ポール・ドゥ・ブラに関してはあまり心配することはなくなってきたようです
バットマン・タンジュのアンシェヌマンを練習したり、ピケ-アラベスクのシンプルなアンシェヌマンを練習したり。
最後にグラン・アレグロやグラン・ワルツのためのプレパラシオンの部分だけを練習。
先月練習した一番シンプルなやり方、アティチュード・ア・テール・クロワゼ→4番ドゥミ・プリエを通過してポワン・タンジュ・ドゥヴァンと、先週練習したアティチュード・ア・テール・クロワゼ→後ろ側の足に重心を移して5番ドゥミ・プリエ→前側の脚でデヴロッペ・ドゥヴァン・クロワゼ-ルルヴェ→トンベ→シャセ→を続けて一つのプレパラシオンとしましょう。
「…そ、それは… …っとぉ… …」
こんな風にね、とカウントしながら見本を見せて、それからちょっとゆっくり目で一緒に動いてみる。
→2→3→ →2→3→ →2→3→ →2→3→ →…………
まずはカウントで練習、それから音楽で。
上手奥からスタートしてトンベ→シャセのあとは走って下手奥で待つ、そして下手奥から同じく、と交互に途切れることなく練習。

うん、いいねぇ、良くなったねぇ
プレパラシオンにはいろんなパターンがあるけど、どのパターンであってもきちんと整えた動きを見せるように練習していきましょうね
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中村吉右衛門丈、一周忌追善…♪

2022-11-01 10:26:14 | Weblog
一昨日夜はまずフィギュアスケートGSカナダ大会の放映を観て、そのあとNHK古典芸能への招待で、歌舞伎の秀山祭『二代目中村吉右衛門一周忌追善興行』のダイジェストを観ました。
吉右衛門丈が鬼籍にはいられてからもうすぐ1年
中村歌六丈をはじめとする播磨屋一門や兄松本白鸚丈、甥松本幸四郎丈ほか所縁の役者によって吉右衛門丈の代表作ともいえる演目が並びました。
まずは『松浦の太鼓』、これは忠臣蔵のスピンオフともいえる芝居で、松浦候を白鸚丈、宝井其角を歌六丈、大高源吾を中村梅玉丈、お波を中村米吉丈が演じました。
そのあと『揚羽蝶繡姿(あげはちょうつづれのおもかげ)』と題して、吉右衛門丈の当たり役を少しずつ。
『籠釣瓶花街酔醒』では佐野次郎左衛門を幸四郎丈、花魁兵庫屋八つ橋を中村福助丈、九重を中村児太郎丈が演じる“見染の場”。
それから『鈴ヶ森』で中村錦之助丈が幡随院長兵衛を、中村歌昇丈が白井権八を務め、『熊谷陣屋』では幸四郎丈が熊谷直実を、『播磨潟だんまりの場』では染五郎丈の佐々木盛綱、種之助丈の一条大蔵卿、他。
本来は全く別々の芝居の一場面ずつを列ねた演目でしたが、盆(回舞台)を上手く使ってスムーズな場面転換で無理がなく、豪華なお料理を一口ずつ頂いたような印象でした。
ただね、観ている最中に“あれ、なんか違う…”と感じてしまい、すぐに“あぁ、吉右衛門さんじゃないんだもんね”と自分に念を押すことも度々でした
今回、吉右衛門丈の当たり役をそれぞれに演じた役者さんたちは、今後それが自分の、自分なりの当たり役となる方もいるかもしれません、それはそれで楽しみですが…。
昌磨クンおめでとう🥇、三浦佳生クンおめでとう🥈、渡辺倫果さんおめでとう🥇、りく&りゅうペアおめでとう🥇🎉、と喝采したあとにちょっとしんみりした夜でした。



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