高橋さんに紹介いただいた、「まどマギ」と「ピンクフロイド」のコラボ。
イヤー、ただただ唖然とするばかり。
「まどマギ」の世界感と、「Comfortably Numb」(通称 ザ・ドクター)の歌詞のシンクロ率が並じゃない。
作詞はロジャー・ウォータズですね。
デビット・ギルモアのギター・プレーは、彼のベストプレーとの呼び声も高い様です。
演奏レベルは高いけれど、派手なパフォーマンスが出来ないプログレは、
ステージ演出で、「エキサイト」を作り出す必要がありました。
一方、ステージ製作費を回収する為に、収容人数を拡大する必要が生じ、
スタジアム・コンサートの様な大箱でのパフォーマンスに傾倒して行きます。
大きな会場では、ステージのアーティストなんて豆粒くらいにしか見えないので、
ステージの演出はどんどん派手になって行き、
会場も益々巨大化して行きます。
気付けば、何年かに一度、アルバムを発表して、
巨大ステージのワールドツアーを1シリーズ行えば、
アーティストは数年は遊んで暮らせる・・・・
ここからロックの衰退が始まったとも言えます・・・・。
何れにしても、ピンクフロイドの存在無くしては、
現在のロックシーンは語れないでしょう。
是非、LPレコード時代の楽曲を聴いてみて下さい。
「狂気」「ザ・ウォール」「原子心母」あたりがマストでは?
さて、往年のプログレファンの方、
コメント欄で大いに語って下さい!!
<追記>
映像タイトルには「ギルモアがSGを浄化」とあります。
SGとは「ソール・ジェム」の略。
「魔法少女 まどか☆マギカ」をご存知無い方に、
上の映像の解説なぞ・・・。
インキュベーターと契約して魔法少女となった少女の魂は
ソールジェムという宝石の様な器に封印されます。
肉体は魂の抜けた存在で、痛みすらも感じません。
そう、魔法少女と成る事は、肉体的「死」と同義だったのです。
病床に伏せる幼馴染が、再びバイオリンを奏でる事を願う「さやか」は、
その願いを叶える為に、魔法少女になる事を決心します。
インキュベーターは魔法少女になる代償として、
願いを一つ、叶えてくれるのです。
幼馴染の少年との幸せを夢見た「さやか」は、
自分の肉体が「死」と同等の存在である事に愕然とします。
魔法少女に成る事は、普通の幸せと決別する事だったのです。
「さやか」は、その事実から逃げる様に「魔女」を狩りますが、
彼女の心は、消耗して行きます。
そして、心に澱みが溜まって行きます。
心の澱みが限界に達した時、ソウル・ジェムは黒く染まり、
魔法少女は絶望のうちに、魔女へと転身するのです。
その時発生するエネルギーを回収する事こそが、
インキュベーターの真の目的です。
心を損耗し尽くした「さやか」は、魔女へと転身します。
視聴者は「魔法少女」の真実を目の当たりにして、驚愕します。
魔法少女に倒された魔女のソールジェムは、
魔法少女によって浄化されます。
そう、この映像のタイトルの「ギルモアがSGを浄化」とは
デビット・ギルモアのギタープレーがソール・ジェムを浄化し、
「さやか」の魂を、安寧に導くという意味が込められています。
それにしても、ロジャー・ウォータズの歌詞に合わせて
見事に編集されて映像に、ただただ驚愕するばかり。
ところで、ピンクフロイドの「ザ・ウォール」に収録された「Comfortably Numb」、
原曲の歌詞の意味は本当は何を意味しているのでしょうか?
Wikipediaで調べると、
「アルバムのストーリーが後半へと展開していく段階の曲で、
生気を失った主人公(ピンク)をドラッグによって
意思を医師が覚醒させるという内容。」
だそうです。
私の寝起きの脳みそも、毎朝、アニメというドラックで、強引に覚醒しています・・・。
ところで、最後に方のピンクフロイドのコンサートの映像で再び驚愕!!
何と、「輪廻」が開いている・・・・。
恐るべし、ピンクフロイド。