■ ソフトバンクの個人向け社債で4000億円を調達 ■
ソフトバンクは3日、4000億円の個人向け社債を発行すると発表しています。
償還期限は5年で、金利は1.74%
銀行の5年定期預金の金利が0.5%以下ですから、お金持ちが群がりそうです。
用途は下記の通り。
スプリント・ネクステルの事業に対する投資資金の一部
当社社債の償還資金の一部に充当
既存借入金の返済資金の一部に充当
本年度は1兆円を社債で調達する予定だそうです。
■ 株や銀行融資では無く社債発行の意味 ■
ソフトバンクは株を発行すると、希釈化でソフトバンク株保有者が損を被り、銀行融資では使途が限定されると説明しています。
金利が本格的に上昇する前に、資金調達しておこうという事ですね。さすがに先読みが効きます。
しかし、借金返済に年間1兆円の社債を発行する会社ってドウヨ?
こういう経営を世間では自転車操業と言いますが、銀行も相当ソフトバンクに貸し込んでいるだけに、潰す訳にもいきません・・・。
ソフトバンクの大きすぎて潰せない作戦は、はたしていつまで継続可能なのでしょうか?