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経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

息抜きにどうぞ・・・水曜日のカンパネラ『桃太郎』

2014-12-18 16:39:00 | 音楽
 




『マリー・アントワネット』が結構ツボにハマった水曜日のカンパネラですが、他の曲はあまりピンときませんでした。

でも『桃太郎』には爆笑してしまいまいした。

これ、今30代半ばの方達にはタマラナイかも知れませんね。


ミスマッチのベストマッチを追及する水曜日のカンパネラ
ちょっとステージパフォーマンスが・・・・と思っていましたが、だんだんと話題になっていますね。


レコード大賞なんて誰が取ったかも分からない時代、個人の価値観がこれだけ細分化されてしまうと、ポップソングの歌詞が万人の心に届く事は不可能です。水曜日のカンパネラを始めとした最近の面白いグループは、歌詞に貼り付いて来る、使い古されたイメージをどう剥ぎ取るかに苦心しているのではないでしょうか。「無意味な歌詞」がその答えだとは思いませんが、「語感」の追求も一つの方法ではあるのでしょう。

それにしてもスマートなサウンドにこの歌詞、このノリ・・・。ネタソングと分かりながらもついつい見てしまいます。


ちなみに、『マリー・アントワネット』のPVは秀逸です。









歌詞の意味を消しながらも、日本語の深淵を覗こうとする人達もかつては存在していた訳で、Phew(「アントン・サリー」のボーカル)などはその筆頭でしょう。



アントン・フィアー(Anton Fire(Dr))とのプロジェクト「Dream Speed」の曲がYoutubeにアップされていたので参考までに。


この時代のアントン・フィアーはロックを「結晶化させる」事にトライしていた様に感じます。背筋の凍り付く様なサウンドです。