5話からなる連作。最初の専業主婦、北川さんが仕事を再開する話がとても面白くて、この先どうなるのか、楽しみになる。だけど、2話からは利用者の話で、しかもフューチャーマートもおしゃべりレジもあまり関係ない。
そうなのだ。これは画期的な「おしゃべりレジ係」の話だったのである。最近のスーパーは経費節減からセルフレジが増えているけど、なんだか味気ないと思うのは自分がオッサンで機械オンチだからか。まだ、今で . . . 本文を読む
武田操美、第30回「OMS戯曲賞大賞」受賞作品の凱旋公演。彼女はこんなにも怖い話をこんなにも厳しく、そして優しいタッチで語る。しかも、たくさんの笑いに包み込んで。
記憶を失くすくらいに怖い体験をした。親友を無くした七美(小石久美子)は夢の中で一子(武田操美)に逢う。1年間誰とも接することなく、過ごした。宇宙飛行士の訓練として。そんな夢を見ることから始まるこれはふたりの友情物語。どこまでが本気でど . . . 本文を読む
2日に分けて見ることにしたのは正解だった。この重量級の2本を連続して見るのはかなり過酷ではないか。だけど、劇団は2作品連続鑑賞が出来るように便宜を図る。役者たち、スタッフは大忙しで準備している。朝の回が終わると30分後には昼の部が始まるからだ。今日で2日目。今週、来週の2週間の公演である。今の若い劇団未来はとことん攻める。さて、こちらは女性キャストだけで見せる作品。2時間半の戯曲を30分縮めて2時 . . . 本文を読む
なんとなく読み始めたけど、なかなか話に乗れないのはこれがシリーズの第4巻だったことも当然影響しているのだろう。しかもそんなことも知らずに読み出したから複雑な人間関係も把握できないまま読むことななった。だいたいこれが4巻目だと知っていたなら、ここからは読まなかったと思う。だけど、もしかしたらここから読んだのは正解だったのかもしれない。今僕は大河ドラマよりも晩年というポジションに心惹かれているし。
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