ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

土用のチーズ

2009年07月19日 | チーズの話

S 夏バテ防止のためにウナギを食べるという習慣が定着したのは、江戸時代中後期のこと。売り上げ不振に悩んだウナギ屋から相談を受けた平賀源内が「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して宣伝し繁盛したと云う。
丑(うし)の日に「う」の付く物(うどん・うり・梅干など)を食べると体に良いとの言い伝えがあり「うなぎ」が合致したと考えられる。
平成時代に入り、売り上げ不振に悩んだイタリアン・クアトロ・スタジオーネは、平賀源内に習い「土用のチーズ」を売り出したのだった。
土用に合わせて美味しいチーズを仕入れたクアトロの父である。
本場イタリア・カンパーナの“水牛のモッツァレラ”、オランダより千日熟成の“ゴーダミレニアム”、同じオランダからとても珍しい山羊乳の“ゴーダ・ベニング”、フランスからマイルドな味わいのブルーチーズ“ブルー・デ・コース”、白カビの天使のチーズと云われる“カプリス・デ・デュー”などなどだ。
しかし、チーズに「う」が付かないことに気が付かないクアトロの父だった。

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