「失楽園」で凛子は最後の食事に鴨とクレソンの鍋を食べ、シャトー・マルゴーに毒を入れて心中をした。
しかし凛子は、鴨とクレソンの鍋よりもクアトロのイベリコ豚のカツレツの方が良かった。ワインもシャトー・マルゴーでなくとも良かったのだ。鴨とクレソンの鍋にシャトー・マルゴーが合うとは思えなかった。
マルゴー村から、「シャトー・ラ・トゥール・ド・モン/2006」がクアトロに入荷した。マルゴー村のクリュ・ブルジョワのワインだが、高名なシャトー・ラトゥールとも関係はない。
このラ・トゥール・ド・モンのセパージュは、メルローの比率が高く、まろやかな味わいのワインである。ジューシーな肉の味わいとカリッと衣も美味しく揚げたカツレツとの相性は抜群である。
凛子ならずとも、クアトロのイベリコ豚のカツレツと、マルゴー村のラ・トゥール・ド・モンを味わえば、快楽園へたどり着けたのである。
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