ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

クール・ビューティーなシャンパン

2011年08月01日 | ワインの話

Photo クアトロの父の学生時代には日曜洋画劇場を楽しみにしていた。
まだビデオの無い時代、古い映画はテレビの前で映画館のようにしてはじめから終わりまでしっかりと見る。
日曜洋画劇場は、淀川長治の名解説が付く。
西部劇もこの日曜洋画劇場でたくさん見たが、その中でも心に残るのが「真昼の決闘」だ。
正義と平和を守るためにはどうしたら良いのか。
とてもまじめなメッセージを持った作品だと淀川長治さんも解説する。
後に、小泉さんとブッシュ大統領の会談にも使われるほどの作品だ。
学生時代のクアトロの父も、そのメッセージをこの作品からくみ取ろうとテレビの前で集中して鑑賞するのだった。
だがしかし、作品の内容よりも冒頭で登場するグレース・ケリーの美貌に心を奪われてしまったクアトロの父だ。
グレース・ケリーは後にモナコ公国のお后となる。
クール・ビューティーと呼ばれたその凜とした美しさはまさに皇室に似合う。
その、モナコ王室ご用達のシャンパンがある。
アンリ・ジローのシャンパンだ。
イギリス王室でもご用達だと云う。
その味わいは、グレース・ケリーのようなクール・ビューティー。
クアトロにこのアンリ・ジロー・エスプリが入荷。
アンリ・ジローの魂という意味だろうか。
クアトロの父には憧れのグレース・ケリーも飲んだかもしれないこのシャンパンの味わいには、クアトロの父のエスプリも揺すぶられる。

コメント
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