ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

エピキュールとジュリエッタ

2011年08月21日 | ワインの話

Photo ワインのエチケットはワイン選びの上でとても重要だ。
センスの良いエチケットに出会うと、その中身のワインも美味しく思える。
クアトロに入荷した写真の二本のワインは微妙だ。
フランスでは美食家を現すエピキュールの豚の絵には、背景に大胆な黄色を使っている。
この黄色は無いだろうと思うクアトロの父だ。
豚の手元には、「カベロスの無い人生なんて・・・」と書かれている。
カベロスとはこのワイナリーの名前だ。
カベロスのワインを飲んで食事を楽しんでいると豚になってしまうと云うのだろうか。
もう一方のワインは、ジュリエッタと云う。
このカベロスの娘の名前らしい。
この背景にも大胆なピンク。
このピンクはあり得ないと思うクアトロの父だ。
エスニックな衣装の黒髪の娘となると東南アジアのワインかと思ってしまう。
その眼差しは、わたしを酔わしてどうする気といった感じだ。
恐る恐るこのワインを試飲してみると、これがとてもしっかりとしたワインだ。
南フランスならではの果実味が豊かで肉厚な味わい。
ワインをエチケットで判断してはいけないと反省するクアトロの父だった。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする