ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ウニの日2022

2022年07月18日 | 食材の話

今日は、全国的には海の日だが、クアトロはウニの日と制定している。
「海洋イタリアンとして広くお客さまにウニへの理解と 関心を求める日」と定めたクアトロだ。
このウニの日のために、特別なウニを用意しているクアトロ。
クアトロのシェフの目利きによる特上ウニを贅沢に使った“特上ウニのペペロンチーニ”をウニの日にいかがだろう。
冷製と温製のパスタを用意している。
さて、このウニは海胆と書いたり海栗と書いたりする。
ちなみに加工したものは雲丹と書くようだ。
今はあまり見かけない表示だが、海の栗と書いたものが的を得ているな気がする。
栗と同じように棘の中に美味しいものを隠しているのだから。
英語では、海のハリネズミとか。
食べられるものとは思っていなかったと思う名前だ。
ウニは海草を餌にして育つ。
やはり、北海道などのコンブが美味しいところで育ったウニが美味しい。
殻を剥いてすぐ食べるのが美味しいとのことだが、殻付きで運び自分で剥いて食べてもらうのも大変。
そこで、むき身にして型くずれ防止と保存の目的でミョウバンが使われる。
このミョウバンの使い方が加工業者の腕の見せ所。
へたな業者のものは、ミョウバンが効きすぎて臭かったり苦かったりする。
こういったものは安いウニに多く、それを食べてウニが嫌いになる人も多い。
クアトロの特上ウニは、選りすぐりのもので、ミョウバンもほとんど使っていないものだ。
それを贅沢にもパスタにする。
ウニの日にクアトロの「特上ウニのペペロンチーニ」はビッ栗する美味しさだ。

※都合により、クアトロは明日とあさって連休させていただきます。


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