ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ラ・マンチャのチーズ

2013年10月06日 | チーズの話

Photo スペインを代表すると云われるチーズ“マンチェゴ”がクアトロに入荷した。
ドン・キホーテで有名なラ・マンチャ地方のチーズ。
羊乳から造るハードタイプのチーズで、旨みが凝縮され甘みとコクのあるチーズだ。
クアトロでこのチーズを食べながらワインでも飲んでいると、いつしか妄想の世界へ導かれるかもしれない。

「ロシナンテよ
 姫のために、クアトロからマンチェゴを奪い返すのじゃ
 いざ、突撃!」

現実の世界に帰った時に、クアトロの父を「おおロシナンテよ」などと呼ばないようにしよう。 

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じぇじぇ、あまちゃん鯛入荷

2013年10月05日 | 魚の話

Photo じぇじぇ、クアトロにあまちゃん鯛がやって来た。
山形産のあまちゃん鯛こと甘鯛が本日のクアトロのおすすめだ。
甘鯛は名前の通り、味わいに甘みのある魚だが、顔立ちが頭巾を被った尼さんに似ているから尼鯛という説もある。
まあ尼鯛よりは甘鯛の方がおいしそうではある。
また京都ではグジと呼び高級料亭で扱われる魚だ。
頭の形がけったいな魚で屈頭角(クズナ)から転じたという。
静岡では、家康公もいたくお気に入りの魚で、この魚を献じた女中の名前から興津鯛と呼ぶ。
甘鯛、尼鯛、グジ、興津鯛とこの魚の名前にも色々と物語があるものだが、現代風にあまちゃん鯛も捨てがたい。
何にしても、このあまちゃん鯛こと甘鯛は秋から冬にかけてが旬である。

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のぼうの父

2013年10月04日 | 個人的な話

Photo 今日もあまり緊張感もなく接客をしているかに見えるクアトロの父。
クアトロの父は、不器用で表情にも乏しいため、人知れず“でくのぼう”を略して“のぼうの父”と呼ぶ。
そんな“のぼうの父”の今日のおすすめは・・・。
えーと、何だったか・・・。
そうでした、ボタンエビであります。
エビの王様、ボタンエビです。
ボタンエビはどうやって食べるのか・・・。
えーと、そうでした、やっぱりカルパッチョなのですが、よかったら刺身しょう油でもおすすめなのです。
それに合わせて日本酒もご用意しましょう。
お客さまが望むのであれば、イタリアンであっても、お刺身や日本酒にも対応する“のぼうの父”とクアトロなのです。

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許されざる物

2013年10月03日 | 食材の話

Photo 舞台は、未開の地・豊四季のクアトロ・スタジオーネ。
そのクアトロにはるばる北海道からやって来た活毛ガニ。
その活毛ガニをどう調理しようかと、クアトロのシェフは包丁を片手に考えている。
茹でたての毛ガニの甘みのあるむき身にカニ味噌を和えて食べる。
全ての人が言葉を忘れる毛ガニならではの美味しさの世界。
さて、お客さまの要望があれば、いっそ丸ごとパスタにしようか。
そんな贅沢がこのクアトロでは許されようとしている。
さらに、白ワインか日本酒を合わせて楽しむ。
すでに毛ガニを食べることに大儀はない。
ただ、その日の美食を求めるだけだ。
人は、どこまで許されるのか。
人は、どこまで食べることにどん欲なのか。
北海道産活毛ガニ、クアトロで本日公開。

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お芋掘りと虹

2013年10月02日 | 個人的な話

Photo クアトロのお客さまのちびっ子は、魚そのものを知らない子が多い。
魚の注文をもらうと、子供達にさばく前の魚を見せてあげるクアトロのシェフだ。
魚は切り身で泳いでいると思う子供も多いと昨今は聞かされる。
数日前から窓にてるてる坊主を吊して、天気になーれとお願いしていたクアトロの孫娘。
今日は、お客さまのお誘いで畑のお芋掘りを楽しみにしていた。
お芋が土の中にあるのをまだ知らない孫娘には、良い勉強の機会だった。
しかし台風の影響で、お芋掘りは叶わなかった孫娘。
それでも台風一過の夕方、東の空にはとてもきれいな虹がかかっていました。

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