◎フィッシャー(Sp)ウォルターズ(B)バルビローリ指揮ハレ管弦楽団(PYE/dutton,BS)1956/12/11・CD
言わずと知れたPYE録音の目玉で、LPではそれほど鮮烈な印象を受けなかったのだが、ちゃんと復刻された音源で聴くとこの単純な交響詩にさいし意外と繊細でディーリアスらしい淡彩のバックオケにのせてなかなかの歌唱を聴かせるソリスト、同曲はこれだけあればいいんじゃないか、と思った。少なくともこれを聴いたあとに聴いたどの音源よりも印象に残っていたのはたしかで、廉価で協会盤として復刻されたのは嬉しい限りである。ライヴはBBCとのものが同じ歌唱陣で放送されDAが復刻していた(別項参照)。それをディーリアス生誕150周年というマニアックな年にあたり協会が改めて復刻している。音質は言うまでもあるまい。ホイットマンはこの時代の英国音楽家たちに好まれていたが、若きロマンチシズムが晩年ディーリアスの懐古的心情にシンクロして、若きフェンビーに憑依した、というような作品である。どういう作品だ。このブログは音盤情報ブログなので、そのての音楽情報が欲しいかたは他のサイトを読んでね。wiki読めばわかるようなことは一切書きませんので。
言わずと知れたPYE録音の目玉で、LPではそれほど鮮烈な印象を受けなかったのだが、ちゃんと復刻された音源で聴くとこの単純な交響詩にさいし意外と繊細でディーリアスらしい淡彩のバックオケにのせてなかなかの歌唱を聴かせるソリスト、同曲はこれだけあればいいんじゃないか、と思った。少なくともこれを聴いたあとに聴いたどの音源よりも印象に残っていたのはたしかで、廉価で協会盤として復刻されたのは嬉しい限りである。ライヴはBBCとのものが同じ歌唱陣で放送されDAが復刻していた(別項参照)。それをディーリアス生誕150周年というマニアックな年にあたり協会が改めて復刻している。音質は言うまでもあるまい。ホイットマンはこの時代の英国音楽家たちに好まれていたが、若きロマンチシズムが晩年ディーリアスの懐古的心情にシンクロして、若きフェンビーに憑依した、というような作品である。どういう作品だ。このブログは音盤情報ブログなので、そのての音楽情報が欲しいかたは他のサイトを読んでね。wiki読めばわかるようなことは一切書きませんので。