毎朝スクールガード子どもたちの登校を見守っています。今日は、全校生徒が「感謝の会」を開いてくれました。
校長先生子どもたちの前で「アリとキリギリス」のお話をしました。このストーリーには結末がいろいろあると言うことを知りました。ここをクリック、ストーリーをもう一度見てください。
キリギリスは夏の間は歌って遊んでいる。アリはせっせと働いている。冬になりキリギリスは食べるものがなくなり、キリギリスはアリに食べ物をもらいに行く、アリはあなたは、なぜ夏の間食べ物を集めておかなかったんですのですか、暇がなかったんです。歌ばかり歌っていましたからと、キリギリスは言いました。すると、アリは笑って言いました。『夏の間歌ったなら、冬の間踊りなさい』
教訓を求めるとしたら「みんな、怠けてないできちんと働こう」なんてところでしょうか
(河野与一訳『イソップのお話』岩波少年文庫)。
日本に普及している多くの物語は、これとは違います。「さあ、遠慮なく食べてください。元気になって、ことしの夏も楽しい歌を聞かせてもらいたいね・・・・キリギリスは、うれし涙をポロポロこぼしました。」 めでたしめでたし。困っている人を助け合って最後はみんな幸せに暮らしました。
( 波多野勤子監修・『イソップ物語』 )
もう一つはアリに断られ、キリギリスは餓死する、きっとこんな残酷な話、子どもには聞かせられません、教訓は「困ってる人を助けてあげる優しい人になりましょうでしょうか。
校長先生が子どもたちに伝えたいこと子どもたちは分かったでしょうか。
朝の気温が―10度もありました。登校を見守る私達も久しぶりで体全身しばれました。そのまま学校に、暖かいお茶をいただいて元気な子どもたちが居る体育館に出向き、今年も子どもたちから元気をいただいてきました。