りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

5月の空に。

2009-05-01 | Weblog
その瞬間、孫たちは泣き崩れ、義兄や僕は唇を噛み締め、妻や義妹、そして義母は涙を堪えた。


病院から外に出ると、春霞みの青空。遠くまで、はるか遠くまで続く青空。


義父さん、貴方は今、この5月の空を昇って行ってるんですか?


午後4時15分。
義父、逝去。




お義父さん、ありがとう。さようなら。
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病室にて。

2009-05-01 | Weblog
今朝早く、病院から電話。


義父の容態がさらに悪化したらしい。
「家族みんなを集めなさい」
と、義母が医師に言われたので、6時前に家族で病院へ。


病室に入ると、たくさんの管を身体にくっ付けて、
小刻みに痙攣を繰り返す義父の姿・・・。


8時前に会社に電話した。
欠勤のお願いと、今日やるはずだった仕事の段取り。
どうしても、今日片付けておかなければならない仕事が
いくつかあり、昼前後に顔を出すことにした。

正直、ホッとした。

別に病院にいるのが嫌なわけではない。
仕事が好きで好きでたまらないわけではない。


自分でも分からない。
おそらく、仕事を通して、いわゆる“普通の生活”、
“普通の自分”に戻れる事に安堵しているのかもしれない。


義父が、心配だ。
少しでもいいから、快復してほしい。
それは、本心だ。
でも、義父が横たわるベッドの傍らでそう思いながらも、
仕事を心配している僕もいる。


僕は、酷い人間なのだろうか。
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