りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

備忘録として。

2009-05-08 | Weblog
義父の逝去から一週間が経った。
この一週間の間で印象的だった出来事や言葉を、
僕自身、忘れないためにも、ここに。。。

●「“天国へ”って言葉、もう言わないで!そっちの方がイヤだ!」
 ・・・義父が危篤になり、“死”という言葉を使わずに、
 娘に祖父が亡くなりそうなことを伝えようと、何度も
 “お爺ちゃんが天国に行く”と言っていた僕に向かって
 娘が放った言葉。


●「やっぱりお前は、ホンマに上手いのう・・・」
 ・・・義父が入院中、寝たきりの義父をみんながマッサージしたのだが、
 痒い所に手が届いたのは、やっぱり唯一、義母のマッサージだけだったらしい。
 義母がマッサージした時の義父の言葉。この後、義父は昏睡状態に陥ったため、
 実質、この言葉が義父の最期の言葉になってしまった。。。


●「なんか・・・美味しいの」
 ・・・通夜が終わった夜、午前0時頃、祭壇の遺影の前に日本酒を入れたコップを
 置き、その対面の椅子に座って一人でコップ酒を呑んでいる妻が、ほろ酔いで
 遺影を眺めながら呟いた言葉。


●「ハイ、これが最後!バイバイ、Chu!」
 ・・・納棺の直前、みんなの前で、戯けるように義母が義父の冷たい唇にキスをした。


●「車は・・・もう少し置いといて・・・」
 ・・・葬儀が終わって数日後、妻の実家で妻や義兄と様々な書類を整理していた時、
 義父の車をいつ廃車処分するか、僕が気軽に口にした言葉に対する義母の言葉。


●「入院中は家に居なくても、病院に居ると思ったら全然寂しくなかった。
       けど、もう本当に居ないんだと思ったら、心の底から寂しい・・・」
 ・・・葬儀が終わった夜、独り言のように呟いた義母の言葉。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする