僕もうつになりまして。

今朝、朝食を食べながら朝刊のテレビ欄を見ていたら、“お！”と思うドラマが始まることを知った。

NHKの金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」

以前から原作も知っていたし（読んでないけど (^_^;)）、ドラマ化されることも知っていた。
今日から放送だったのね。

ブログにはっきり書いたことがあったかどうか覚えてないけど、
僕も一時期、うつ病を患ったことがあった。
今から7年ほど前。
何もやる気が起きなくなって、顔から感情が消え、最後には記憶も曖昧になりはじめた。
当然、仕事なんて出来る状態ではなくなったので、1ヶ月休職した。
それから症状は快復はしたが、まだ精神的な波の起伏がたまにあるので、この6年間
ずっとかかさず薬を服用している。
“もしかしたら、俺、一生こいつら（薬）のお世話になるのかもしれないなぁ・・・”という
何とも表現できない複雑な感情と一緒に、朝と夜、コップの水で薬を喉の奥に流し込んでいる。

ドラマの話に戻るけど、しかし、なんとも身も蓋もないストレートなタイトルですな（笑）
たぶん、それだけ世間に“うつ”が心の病として認知されたという証左なんでしょうけど。
僕がうつになった頃は、まだ今ほど認知されてなかったから、それはそれで大変だった。。。
ある意味、タブーに近かったし、誤解を怖れずに言えば、“もうお前は普通の人間ではない”と
いう烙印を押された感覚に近かったもの。

それが、今ではドラマのタイトルになるんだからね。
それが良いのか悪いのかは別にして、時代は変わったんだな。
そういえば、最近の自殺者の原因もうつが多いらしいし。。。。

今日のこのドラマ。
ここまで書いたら“今夜、見ようと思う”的な言葉でこのブログを終わらせた方がいいのかもしれない。
だけど、たぶん僕は見ないだろう。
見れば、身に憶えのあるシーンや台詞がいっぱい出て来るだろうから。。。
それを見るのは、やはりツライ。
ある意味、僕は当事者だからね（苦笑）

だから今夜は、その時間帯を見計らって、ウォーキングに出かけようと思う。