17年前の今日、阪神大震災が起こった。
その日、震源地から200km離れた場所にいた僕も、それまで経験
したことがなかったほどの揺れで布団から叩き起こされた。
おかげで少々寝不足気味だったが、それでも普通に会社にでかけ、
普通に仕事をはじめ、昼休みにテレビのニュースを見た。
自分の目を、疑った。
奇しくもその一週間後に、僕は仕事がらみで大阪へ出張する予定
だった。
だが、当然のようにそれはキャンセルになった。
京阪神には、多くの知り合いがいた。
親戚、友人、先輩、後輩・・・etc.
幸いにも、みんな無事だったが、知り合いの知り合い・・・という
ふうな繋がりの中では、必ず一人は犠牲者がいた。
阪神大震災が起こった1995年には、もうひとつ大きな事件があった。
地下鉄サリン事件、いわゆる一連のオウム真理教事件である。
そのためか、1995年はこんなふうにいわれることがある。
バブルの幻想が完全に吹き飛んだ年、と。
当時の日本は、バブルはとっくに弾けていたが、それでも「あの夢を
もう一度・・・」と多くの人が願っている空気があった。
しかし、震災とサリンが、そんな甘い空気を完全に消し去ったのだ。
実際、それ以降、景気が急速に悪化しはじめたことを、当時20代半ば
の青二才だった僕でさえも肌身に感じていた。
さて、2012年の日本。
未曾有の東日本大震災からもうすぐ1年が来ようとしている。
そして国内外の目を覆いたくなるような経済状況、笑い話にもならない
ような政治。
17年後、この時代はいったいどのように解釈されるようになるのだろうか。
その日、震源地から200km離れた場所にいた僕も、それまで経験
したことがなかったほどの揺れで布団から叩き起こされた。
おかげで少々寝不足気味だったが、それでも普通に会社にでかけ、
普通に仕事をはじめ、昼休みにテレビのニュースを見た。
自分の目を、疑った。
奇しくもその一週間後に、僕は仕事がらみで大阪へ出張する予定
だった。
だが、当然のようにそれはキャンセルになった。
京阪神には、多くの知り合いがいた。
親戚、友人、先輩、後輩・・・etc.
幸いにも、みんな無事だったが、知り合いの知り合い・・・という
ふうな繋がりの中では、必ず一人は犠牲者がいた。
阪神大震災が起こった1995年には、もうひとつ大きな事件があった。
地下鉄サリン事件、いわゆる一連のオウム真理教事件である。
そのためか、1995年はこんなふうにいわれることがある。
バブルの幻想が完全に吹き飛んだ年、と。
当時の日本は、バブルはとっくに弾けていたが、それでも「あの夢を
もう一度・・・」と多くの人が願っている空気があった。
しかし、震災とサリンが、そんな甘い空気を完全に消し去ったのだ。
実際、それ以降、景気が急速に悪化しはじめたことを、当時20代半ば
の青二才だった僕でさえも肌身に感じていた。
さて、2012年の日本。
未曾有の東日本大震災からもうすぐ1年が来ようとしている。
そして国内外の目を覆いたくなるような経済状況、笑い話にもならない
ような政治。
17年後、この時代はいったいどのように解釈されるようになるのだろうか。