りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

誠実さが滲み出るような文章。

2012-01-30 | Weblog
仕事で、ある会社にメールを送らなければいけなくなった。

その会社は取引業者だ。

相手は業者なのだから、こちらがお客様ということになる。
だからといって、横柄な態度をとるほど僕も子どもではない。
どんな仕事でもそうだが、特に広告制作においては業者さんの
存在なくして成り立たない。
業者さんがあって、初めて自分の仕事が成り立っているつもりで
僕はずっと仕事をしてきた。

今回メールを送るのは、先日当方から搬入したデザインのデータ
が先方のPCではどうしても上手く開かないので、あらためてその
データをメールに添付して送ることになったからだ。

理由はどうあれ、業者さんに迷惑をかけていることに変わりはない。
僕はメールにその旨を自分なりに丁寧に書こうとした。

「お手数をおかけして大変申し訳ありません」とか、
「ご迷惑をおかけして申し訳ないです」とか、
「二度手間になってしまい、すみません」とか、
そんな言葉を書こうとし、そして実際に書き込んだ。

そして、[送信]のボタンをクリックする前に、自分が書いた心の
こもった誠実さが滲み出るような文章を読み返した。
しかし、それは文章の冒頭、いきなりだった。目が飛び出しそうになった。





「大きなお世話です」





ゲーーーーッ!!!!!!!
何が心のこもった誠実さが滲み出るような文章だよ!!!
誠実さのカケラもねぇよ!!!!!!

月曜日の朝だったからか、まだ頭が回転していなかったのかも知れない。
すぐに訂正して、再度何度何度も読み直して、送った。

その後、じっくり考えてみた。
仮にあのまま送ったとしても、業者さんにはこちらの誠意は十分に伝わった
かもしれない。伝わらねぇよ(-_-;)
コメント (2)
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