8月11日に取材を計画し、新幹線の切符もちゃんと用意していたのに、
台風と地震のダブルパンチで中止にになってしまった大井川鐵道。
翌日のブログに「『大井川鐵道SLの旅』顛末記」でも紹介したが、
そのリベンジ取材を5日土曜日に決行した。
予定は前回の中止になった行程をそのまま採用し、
それに合わせてSLの座席を予約し、新幹線のチケットも購入した。
静岡に一番最初に到着する東海道新幹線「ひかり461号」に乗車し、
そこから東海道本線に乗り換えて金谷へ。
東海道本線は211系5000番台のロングシートだった。
大井川鐵道金谷駅で予約していたSL急行券560円と、
大井川・あぷとラインフリーきっぷ5,500円を購入する。
“SL急行券”は写真入りの切符で、その場で座席番号が記入される。

大井川・あぷとラインフリーきっぷは大井川本線、井川線の両方に2日間乗り放題になるが、
金谷で改札を出ると無効になってしまう。

SL急行「南アルプス号」に乗る前にいったん隣の新金谷に行き、
ここで駅取材と車両取材する。
ここは大井川本線の車両基地を兼ねているため、
留置線には旧型客車がたくさん留置されており、
さらに機関区には蒸気機関車や旧型の電気機関車が当たり前のように留置されている。
この日は3本のSL列車の往復があり、既に蒸気を噴いている機関車が見える。
まるで全車動態保存されている鉄道博物館のようである。
再び金谷に戻り、SL急行「南アルプス号」に乗車し、終点の千頭まで行く。
牽引蒸気機関車はC11型190号機で、
新金谷から逆向きで入線するためE10型102号機に牽引されて入線した。
しかも金谷駅はホーム短いため、蒸気機関車だけでなく、一部の客車も入れない。
推進ELは新金谷で切り離される。
途中、停止信号で坂の途中で停車したら空転して後に下がるアクシデントなどもあり、
少し遅れての千頭到着となった。
駅取材してここから井川線のディーゼル牽引列車に乗り換える。
昼食は千頭駅の駅蕎麦で天ぷらうどん350円喰う。
井川線は原則的に非電化単線であるが、アブと区間だけは電化されて電気機関車が連結される。
もともとダム建設の資材運搬用だったために車両限界が小さく、
それに合わせた小さな車両が採用されている。
機関車は千頭方に連結され、
井川方には客車の先頭に運転席が設置されている制御客車が連結されている。
アブといちしろから長島ダム間はアプト式電気機関車がラックレールを噛んで90‰の坂道を通過する。
しかし実際に乗っているとそれほどの急な坂という感じはしない。
ただ、車窓の大井川がどんどん下に下がっているのを見ると、坂を登っていると感じられる。
奥大井湖上で下車して次の井川行きが来る1時間半の間、付近の登山道を散策する。
レインボーブリッジと名付けられた接岨湖を跨ぐ鉄橋は接阻峡温泉駅方には遊歩道が設置されている。

奥大井湖上から井川に行く途中には尾盛などの周りに民家も道もないという秘境駅などもあり、
また車窓からは美しい風景もあって飽きない。
井川で折り返しの列車に乗って千頭に行く。
16:00発のこの列車が井川線の終電である。
完全な山岳区間であり、25.5kmの全区間で1時間43分かかる。
千頭で接続する大井川本線で金谷に行き、東海道本線で静岡に出る。
予定より早く静岡に到着し、駅弁などを購入して列車の到着を待つ。
20:36静岡発の「ひかり484号」で東京に戻り、総武快速線で帰る。
台風と地震のダブルパンチで中止にになってしまった大井川鐵道。
翌日のブログに「『大井川鐵道SLの旅』顛末記」でも紹介したが、
そのリベンジ取材を5日土曜日に決行した。
予定は前回の中止になった行程をそのまま採用し、
それに合わせてSLの座席を予約し、新幹線のチケットも購入した。
静岡に一番最初に到着する東海道新幹線「ひかり461号」に乗車し、
そこから東海道本線に乗り換えて金谷へ。
東海道本線は211系5000番台のロングシートだった。
大井川鐵道金谷駅で予約していたSL急行券560円と、
大井川・あぷとラインフリーきっぷ5,500円を購入する。
“SL急行券”は写真入りの切符で、その場で座席番号が記入される。

大井川・あぷとラインフリーきっぷは大井川本線、井川線の両方に2日間乗り放題になるが、
金谷で改札を出ると無効になってしまう。

SL急行「南アルプス号」に乗る前にいったん隣の新金谷に行き、
ここで駅取材と車両取材する。
ここは大井川本線の車両基地を兼ねているため、
留置線には旧型客車がたくさん留置されており、
さらに機関区には蒸気機関車や旧型の電気機関車が当たり前のように留置されている。
この日は3本のSL列車の往復があり、既に蒸気を噴いている機関車が見える。
まるで全車動態保存されている鉄道博物館のようである。
再び金谷に戻り、SL急行「南アルプス号」に乗車し、終点の千頭まで行く。
牽引蒸気機関車はC11型190号機で、
新金谷から逆向きで入線するためE10型102号機に牽引されて入線した。
しかも金谷駅はホーム短いため、蒸気機関車だけでなく、一部の客車も入れない。
推進ELは新金谷で切り離される。
途中、停止信号で坂の途中で停車したら空転して後に下がるアクシデントなどもあり、
少し遅れての千頭到着となった。
駅取材してここから井川線のディーゼル牽引列車に乗り換える。
昼食は千頭駅の駅蕎麦で天ぷらうどん350円喰う。
井川線は原則的に非電化単線であるが、アブと区間だけは電化されて電気機関車が連結される。
もともとダム建設の資材運搬用だったために車両限界が小さく、
それに合わせた小さな車両が採用されている。
機関車は千頭方に連結され、
井川方には客車の先頭に運転席が設置されている制御客車が連結されている。
アブといちしろから長島ダム間はアプト式電気機関車がラックレールを噛んで90‰の坂道を通過する。
しかし実際に乗っているとそれほどの急な坂という感じはしない。
ただ、車窓の大井川がどんどん下に下がっているのを見ると、坂を登っていると感じられる。
奥大井湖上で下車して次の井川行きが来る1時間半の間、付近の登山道を散策する。
レインボーブリッジと名付けられた接岨湖を跨ぐ鉄橋は接阻峡温泉駅方には遊歩道が設置されている。

奥大井湖上から井川に行く途中には尾盛などの周りに民家も道もないという秘境駅などもあり、
また車窓からは美しい風景もあって飽きない。
井川で折り返しの列車に乗って千頭に行く。
16:00発のこの列車が井川線の終電である。
完全な山岳区間であり、25.5kmの全区間で1時間43分かかる。
千頭で接続する大井川本線で金谷に行き、東海道本線で静岡に出る。
予定より早く静岡に到着し、駅弁などを購入して列車の到着を待つ。
20:36静岡発の「ひかり484号」で東京に戻り、総武快速線で帰る。