林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

鉄道お宝展示館8.「入場券/2002 PALEO EXPRESS」

2009-09-17 | 鉄道・旅行
これは秩父鉄道熊谷駅で購入した入場券である。
あまりこういった記念切符をコレクションする趣味はないのだが、
たまたまホリデーパスで行って、
ちょうどパレオエクスプレスがもうじき入線する時間だったため、
普通に入場券を購入しようと思ったら、
この記念切符が売っていたためにこちらを購入した。
この切符でちゃんと中に入り、
「パレオエクスプレス」牽引のC58型363号を取材した。
2002年8月15日のことである。
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セロリ傑作選17.諸生活の原理「物資論」

2009-09-17 | 日記
物資は人を倖せにしない。
物資は人を物質的に充足するけれど、
精神的には枯渇させる。
物資を得た人はもっと多くの物資を欲し、
多くの物資を得るために精神を摩耗して争い続ける。
物欲は際限なく、
そしてその分人を不幸にしていく。

れい

初出/電子フォーラム/serori・network/短文文筆家集合所
   Date: 31 Dec 2005 11:46:04
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セロリ傑作選16.諸生活の原理「牛丼に玉子をつける幸せについて Part.2」

2009-09-17 | 飲食店
社会人になって自分の給料で食事が出来るようになり、
漸く牛丼、味噌汁に玉子をつけられるようになった。
そしてこれが学生時代に想像してたよりも、
遙かに美味だということが分かったのだった。
牛丼を食べる時、ついトッピングを食い過ぎて白い御飯が余り、
最後にちょっと惨めな気分で白い御飯だけを喰う。
これは最悪だ。
だから牛丼と味噌汁だけの時代はずっと計算しながら牛丼を喰ったものだった。
“つゆだく”にして残った白い御飯を喰うという方法もあるが、
それでも肉のなくなった御飯を喰う惨めさにはかわりはない。
ところが玉子をつけるだけで、
残った白い御飯で玉子掛け御飯が楽しめるのである。
子供の頃、玉子掛け御飯は何よりの御馳走だった。
これを云うと折角料理を作ってくれた母親に悪いので口には出せなかったが、
何よりも玉子掛け御飯が好きだったのだ。
それが牛丼、味噌汁に玉子をつけるだけで、
牛肉料理の牛丼を存分に味わった後に更に玉子掛け御飯を堪能できるのである。
この二重の喜びは何と表現したらよいのだろうか。
こんな御馳走は他にはない。
しかも牛丼のタレが少し滲みている御飯と玉子の絶妙な味覚も、
牛丼の残りの御飯でやる玉子掛け御飯の醍醐味なのだ。

れい

初出/電子フォーラム/serori・network/短文文筆家集合所
   Date: 30 Dec 2005 23:23:35
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セロリ傑作選15.諸生活の原理「牛丼に玉子をつける幸せについて Part.1」

2009-09-17 | 飲食店
初めて「吉野家」に行ったのは高校2年の春のことだった。
通っていた高校の近くに「吉野家」が出来て、
部活の友達と4~5人で開店セールに行ったのを覚えている。
そのころはまだ「吉野家」のシステムのようなものをよく知らなくて、
置いてあったお新香を無料だと思って、
みんなでどんどん食べてしまい、
後で料金を請求されて憤慨したことを何故か鮮明に覚えている。
それでも牛丼の美味さに虜になり、
修学旅行の弁当にまで牛丼弁当を持って行ったものだった。
大学に進学してからも「吉野家」の牛丼は、
価格とボリュームで貧乏な僕等を助けてくれたのだった。
当時の僕等にとって許されるサイドメニューは“味噌汁”だけで、
玉子やお新香などは貧乏学生がオーダーすることを許されないメニューだった。
勿論店がそういう決まりだったわけではないのだが、
何故かたとえばバイト代が入って裕福な時でも、
玉子やお新香をオーダーすることは成り上がっているみたいで、
どうしても出来なかった。
隣の席でサラリーマンが牛丼に玉子をかけているのを見て、
いつかおいらも社会人になったら牛丼、味噌汁に玉子をオーダーしてやると、
密かに心に誓ったものだった。

れい

初出/電子フォーラム/serori・network/短文文筆家集合所
   Date: 23 Dec 2005 11:45:28
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