林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

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2009-09-27 | 更新情報
「林檎乃麗鉄道写真館ANNEX」を第232回更新しました。

駅名表示板コレクションに小金井駅、泉佐野駅、尾崎駅を公開いたしました。

http://www16.tok2.com/home/reiringono/

「旅の徒然に」を第140回更新しました。

「駅弁コレクション」の九州エリアに「かに寿司弁当」の1データを公開いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/
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北海道完乗の旅-まだ見ぬ鉄路を求めて 6

2009-09-27 | 鉄道・旅行
6.未来の新函館駅と函館市電-2日目

函館市電は函館市交通局が運営する路面電車で、
2系統が湯の川から函館どつく前、5系統が湯の川から谷地頭を結ぶ、
全区間10.9kmを有している。
路線は函館どつく前から函館駅前が本線、函館駅前から松風町が大森線、
松風町から湯の川が湯の川線、十字街から谷地頭が宝来・谷地線となっているが、
実際には本線、大森線、湯の川線が2系統として直通運転され、
湯の川から2系統の本線十字街から分岐して宝来・谷地線で谷地頭に至るのが5系統として運転される。
かつては6線、12系統の17.9kmを有していたが、
そのうち7kmの区間が廃止になり、現在2系統と5系統が残っている。
全区間が供用区間で線用路線はない。
全ての車両は駒場車庫前電停から発着し、湯の川、函館どつく前、谷地頭は折り返し運転だけで留置はない。
函館市電は既に何回か取材しているが、
大雪に見舞われたこともあって千代台、堀川町、昭和橋、千歳町、魚市場通の5電停が未取材だった。
今日は函館市電のこの5電停の取材と車両取材が目的である。
しかしその前にJRで渡島大野に行く。
これは当初計画していなかったが、結構前に急遽組み入れた。
渡島大野は函館本線5駅目、17.9kmの距離にある無人駅である。
北斗市に所在するが、駅前はそれほど栄えているというわけではなく、閑散としている。
しかしこの駅は北海道新幹線が開通した場合、新函館駅となる予定になっている。
そのため工事が始まる前に取材しておきたかった。
新青森も工事が始まる前に取材しようと思っていながら取材できなかったので、
渡島大野はこの機会にぜひ取材したいと思い、函館市電の取材時間を削ってこの駅に来た。



08:14函館始発の列車に乗り、08:42に渡島大野に着く。
この駅で降りたのは二人で、もう一人もこの旅行者でこの駅の写真だけ撮って函館に戻る列車に乗った。
駅舎側は住宅が建っていたが、反対側は田畑が広がる長閑な駅だった。
しかし新幹線駅にかける地元の期待も大きいようで、
駅近くの空き地には「新函館(仮称)駅 建設地」と書かれた看板が設置され、
畑の中には「夢へ出発!北海道新幹線 いよいよ実現へ!!」と書かれた看板が掲げられている。
青森駅と同様、函館駅も青函連絡船に直通できるように港近くに建設されているため、
同じ場所に新幹線駅を建設することは出来ない。
さすがに新幹線にスイッチバックさせるわけにはいかないのだ。
そのため市街地からは外れたこの場所が選ばれたのだろう。
北斗市が誘致したのかもしれない。
北海道新幹線は函館本線に平行するように建設される。
現在の特急や寝台列車は長万部から苫小牧経由で札幌にアクセスしているが、
新幹線は倶知安、小樽経由で建設される。
北海道新幹線は新青森で東北新幹線と直通するだろうから、
そうなると東京からの観光客の多くが北斗市にあるこの駅に降り立ち、
在来線に乗り換えて現在の函館駅に向かうことになる。
地元ではここに期待をかけているのだろう。
ただ、八戸駅を見てもそうだが、地元が期待しただけの経済効果があるのかどうかは分からない。
新幹線に合わせて直通列車が運転されるだろうから、
この駅で改札の外に出る客はそんなに多いとは思えない。
そんなことを考えながら09:11の上り列車を待ち、24分かけて函館に戻る。
函館駅の駅前広場にあるバスセンターで函館市電1日乗車券600円を購入し、
ここから函館市電の取材開始である。
まず未取材だった電停を取材し、そのあとトイレを借りるために十字街で下車して海岸方面へ。
ここははこだて明治館や金森赤レンガ倉庫など、
古い煉瓦造りの倉庫などを利用したショッピング街や飲食店などがあり、
函館情緒を愉しみながら買い物や食事が出来る。
海沿いを歩くと函館朝市があってその先がJR函館駅となる。
再び函館市電に戻って駒場車庫前に行ってここで車両取材する。
未取材だった9600形「らっくる号」や取材済みながら塗色変更された車両などを撮影する。



駒場車庫への出入りシーンや、運転手の交代時に系統表示のサボを交換するシーンなど取材した。
時間を忘れて楽しく取材したが、2:30p.m.過ぎに撤収する。
このあとJR函館駅に向かい、特急「北斗15号」の自由席に乗る。
本来は函館駅前で下車するべきだが、
一日乗車券が見当たらなくなり降りられなくなってしまった。
爆睡している間にシートに落ちてしまったのだ。
十字街で降りてそのまま歩いてJR函館駅まで行く。
このあと特急「北斗15号」で森まで行き、普通列車で函館に戻るのだ。

 ※この文章はgooブログ「林檎乃『とほほ・・・。』ブログ」と
  ぷらぷらレール「れいの日記」、同時公開です。
  ご了承下さい。
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