rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

朝と夕、薄っすらと靄で煙る日

2013-05-14 22:55:11 | 空・雲・星・太陽たち
今朝、晴れて太陽の強い陽射しが照りつけた。
それなのに、空気はすっきりと澄んではいなく、白い薄絹で透かした様に霞んで見える。
道路には、逃げ水が現れて、今日は相当暑くなりそうだと思いながら車を走らせた。
ガラス越しに容赦なく射し込む太陽の光が身体に当たるところは、ジリジリと焼け付いて痛みを覚える。
とても5月とは思えない。
日本各地で真夏日を記録し、一日における寒暖の激しさに体調を崩す人も少なくないようだ。
それでもまだ湿気が少ないのか、はたまた夜には気温が下がるために雑木林などの地面の温度が低いからなのか、耐えられない熱風がないだけましなのだろう。
エアコンをつけなくても、窓を開けて走っていればやり過ごせる。

そして、午後4時を少しまわった頃から、風向きが変わって北寄りの冷えた風が吹きだした。
すると、見る間にあたりが白み始め、また朝がやってきたかのような幽玄な趣を呈し始める。
気温がぐっと下がってきたので、窓を閉めなくてはならなかったぐらいだ。

この数日、一日の寒暖差が20度などというところも少なくない。
朝にはストーブをたき、昼には水遊びをするなどもあるくらいだ。
だから、身体もそれに耐えよう合わせようと必死なのだ。
子供たちでさえ、寝ても疲れがとれないらしい。
季節の変わり目であるにしても、いささか過激な天候ではないか。

話は変わるが、日本各地で水平アークの現象が見られるという。
印象値としては、今年はやたらに出現しているように思う。
なのに、自分ではまだ見たことがないので、今日こそ出るかと期待を込めながら空を見上げている。
虹マニアとしては、是非とも抑えたい現象なのである。