C. Debussy - Prelude No.4: Les sons et les parfums tournent dans l'air du soir - Krystian Zimerman
7月の音楽として、ドビュッシーのピアノ曲を聴いている。
梅雨の蒸し暑さを忘れさせてくれそうなピアノの響きが心地よい。
この"Les sons et les parfums tournent dans l'air du soir"、音の間の豊かなこと。
間が作る空間に多くのものが満たされているようで、はたまた純粋な無があるようで、聴き手のそのときの心持によってその色合いは変わっていく。
ドビュッシーの世界を傍に感じながら、絵を描く。
自分の絵の多くの物足りなさ未熟さを痛感しつつも、彼の霊感に与ろうと期待をしている。
絵から醸し出される音と香り空気を求めて。