来年80Kにでるためにも、しっかりと記憶しておきたいので、振り返りをしておきます。
まず、受付はスキー場と道路を挟んだ体育館です。
ハガキを示して名前を確認されて、参加賞(Tシャツ)と要項を渡されてすぐに終了です。
ガイダンスは80Kクラス中心だと聞いていたのでパスすることにして、受付後はペンションの方に電話して迎えに来てもらって宿へ
神奈川から来た30代女性(45K参加)の方と一緒に乗せてもらって宿へ到着
ここでちょっとしたトラブルが
なんと同じ苗字の80K参加者の方がいて、電話予約時に混同されてしまっていたようです。
大会指定宿泊施設には参加者固有の番号を伝える仕組みなのですが、ご主人が苗字でのみ識別して、私の予約がされていないことになっていたようです。
80K参加者は早朝2時頃の起床となるので、相部屋ではなくキャンセルで空いていた和室に一人で泊まることになりある意味ラッキー
夕食は80K参加の方と同じテーブルになり、楽しく情報交換し、終えてからはすぐに就寝
早く寝たせいか5時前に目が覚めてしまって、スマホを見るとコース変更のメールが届いていました。
トイレへ向かうと、廊下の窓からは本来はペンション前を通るはずのない80Kのランナーが大勢通過しています。
45Kも変更されるようで、詳しくは会場で確認することに。
会場に到着してみると、テント内にランナーが集まっていて、写真右手前のテントに変更図が示されていました。
最後の”南の耳”への急登を通らず、エコーバレースキー場のなかの林道(作業道)を迂回する14Kの後半コースを使うということでした。
これで難易度はちょっと下がりますが、距離的にはさほど変わらない形になりました。
さて、どのクラスもレース序盤約4kmはスキー場をひたすら上ることになり、1807mの山頂を通過
山頂に40分で到着予定のところ、心拍数が130前後に止まるように抑えたペースとしたので5分遅れ、おそらく真ん中から後ろの300番くらいの順位ではないかと思われます。
山頂を過ぎると、すでに80Kの選手が通過してドロドロになっている登山道を木や岩につかまりながらなんとか転ばずに下ります。
滑るとはいえ、下りが得意な自分にとっては余裕がある状態で、順位を上げるチャンスですが、序盤にリスクを負うことは避けたいので、
「下りのスピードは自分の力だけではないぞ。
そのホカオネオネスピードゴート(ビブラムメガグリップソール)の性能のおかげだという事を忘れるな!」
とランバラル風に言い聞かせ、おとなしく前の方に続いて下ります。
登山道を抜けてからはエコーバレースキー場を通過
この辺りで左足首の違和感を感じたのでペースは抑えて、心拍数も140を維持することを意識しました。
姫木平にある宿泊先ペンションの前を通過し、下りきって10kmのウォーターステーションへ到着、隣の建物のトイレへいくと、同宿の女性ランナーがいて、ほぼ同着という感じでしたが、私のほうが早く(男性は簡単ですから)出発
足首痛を感じていたので、ここで痛み止めを服用しておきました。
次のA5(45Kでは最初のエイド)までは林道セクションで、徐々に標高を上げていく感じです。
雨は時折強く降るため、沢山の水たまりがあり、結構な深さだったりするので、端のほうを慎重に進みますが、ずっぽりハマることもあり、シューズ内はグチョグチョです。
心拍数をモニターしながら、平地と下りは走る、上りは歩くを基本に進んでいき、少しずつ順位を上げていきます。
心拍数を140~150になるようにしていたことが、後半に生きたと思います。
A5牧場エイド手前の狭い道も傾斜は緩く、ここは目標が目視できることもあり元気になり、ここでも数人を抜いてエイド(赤い屋根建物の右側のテント)には予定より15分ほど早く11時28分に到着
早めに到着したので、美味しいヨーグルト、おやき、バナナなどをしっかりと補給し、トイレも済ませて、牛さんとも記念撮影
後で知ったのですが、同宿の女性ランナーも同じアングルで牛と記念撮影していて、時間を見たら2分後でしたから、ほぼ同じペースで来ていたことがわかりました。
さて、ここまでは転倒もなく予定より順調に来ましたが、本当に苦労したのはこの後でした。
エイドは11時43分に出発し、後半の中央分水嶺トレイルへ向かいました。
長くなったので、後半戦は次回とします。