ランニング徒然

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ドーピング検査の精度って凄くない?

2019-03-05 20:08:00 | ランニング

アセタゾラミドという聞きなれない薬品が注目されました。

緑内障などの治療に使われる薬品成分だそうです。

他のドーピング薬品の隠蔽などに使われるため禁止薬物リストに載っているんだそうです。

 

ジェネリック薬品メーカーの胃腸薬に混入し、レスリング選手が暫定資格停止(原因判明で解除)になっていたとのニュースがありました。

「アセタゾラミド ドーピング」でググってみると、海外製コンタクトレンズ保存液に入っていた成分を、鼻か口から吸収したと思われるスケート選手が資格停止になり、コンタクトレンズメーカーが自社純正保存液を使うようプレスリリースした内容がヒットしました。

どちらのケースも資格停止にされた選手にとって身に覚えがなく青天の霹靂だったでしょう。

それにしてもコンタクトレンズ装着時に目から垂れた保存液が鼻か口に触れたレベルで検知されるって、検査技術・精度が半端ないってことに驚きました。


薬品=粉末というイメージでつながったお話ですが、最近、大会にでるとよくもらうものの中に「アスリート専用粉飴」があります。

粉末だけでなくスティック状のジェルももらいますが、こちらは手軽に摂取できるので消費できますが、粉末は手作りドリンク、ジェルをつくるひと手間があります。

 

ファントレイルでも「アスリート専用粉飴」(マルトデキストリン)の試供品300ℊをいただきました。

ずっとほおっておいたので、先日の富神山登山で使ってみようと思い立ち、作ってみました。

 

メーカーである株式会社HプラスBライフサイエンスのHPにあるレシピ、いろいろ試されている先輩諸兄のブログ等を参考に、今回は低山の山歩き用ということで薄めに少量を作って試してみました。

エネルギー補給用の推奨割合は水分量に対して重量比30%相当ですが、水分補給を兼ねる場合は10%程度とされているので、これより少し薄めにしてみました。

 粉飴:20ℊ(約80kcal分)

 水: 150ml

まず、粉飴を小さな漏斗で170mlのプラスチック製フラスクに投入し、30度ほどのお湯で割り、シェイクして味見。

少しダマになり粉が浮いている状態になりますが、ガシガシ振るとぼぼ完全に溶けました。

味見したところ、ちょっと味気ないので、通常はレモン果汁やクエン酸粉末をプラスするようですが、手じかにあったザバスのアクアプロテイン(アセロラ味)を小さじ2杯投入。

風味も良くなったし、クエン酸が含まれているので一石二鳥かな?

レース用に濃い目につくるならレモン果汁と塩をプラスする、または、電解質がプラスされたBCAAドリンクで作っても良いかもしれません。

そして、変な薬品が混入することがなければ、ドーピングには当たりません。


そして、試してみた感想は?

良い点

 濃度を工夫すれば水分補給を兼ねることができる

 濃縮市販ジェルを手で封切りしたあとのベタベタがない

 濃さ、風味を工夫して自分好みにできる

△な点

 カフェイン入ジェルの代替えにならない(カフェイン添加の方法がわからない)

 濃縮タイプジェルより重量がかさむ

 ソフトフラスクやボトルを余分に携行することになる

 追加補充が難しい

  

とりあえず、何度が試して5月の櫛形で実戦投入してみたいと思います。