今日の話題はランニングソックスです。
日曜日の練習会に顔を出した際に、話題になったのでソックスについて書いておきます。
まず、ソックスに関してロードランとトレイルランの違いは使用環境です。
トレイルでは、
渡渉、降雨、ぬかるみ
など濡れるシチュエーションが多い
さらに、上下左右にも激しく動くうえ、標高差に伴い気温も変化することになります。
つまり、ロードより厳しい環境にさらされますから、トレイルに適したソックスはロードでつかってもOKです(オーバースペックの場合もありますが)。
まず、トレイル用としての禁忌(してはいけなこと)として真っ先に挙げられるのは?
綿、レーヨンなどの保水率の高い繊維を使用したものを履かないこと
理由は、濡れたあと乾きが遅くなり、ふやけた皮膚が摩擦によって肉刺ができやすくなり、さらに冷えを誘発するため
自分もロードランでは
タビオ レーシングラン5本指
フィブラ
を使っていましたが、綿が使われているので、トレランでは絶対に履きません。
ちなみに、タビオのトレイル用は綿を使っていません。
さて、自分が最も信頼して使っているのは “Drymax”
独自素材の2層構造で肌面をドライに保ってくれる点が気に入っています。
トレイル用のタイプは厚みもあって砂粒などがシューズ内に入っても痛くないし、肉刺もできにくい点を評価しています。
YouTubeに速乾性を示す動画があります。
水に浸して絞ってから裏返してキッチンペーパーに押し付けてみると、サラサラという内容です。
自分も洗濯し、脱水した直後に履いてみましたが、かなりのドライ感を感じられました。
雨のレースとなった7月の美ヶ原ではコース中に何度も渡渉があり、完全に水没、というか泥を落とすためにあえて水に入りましたが、まったく肉刺はできずに走ることができました。
同じく台風接近で雨のレースとなった峨山道でも側溝を流れる雨水に足をつけ泥を落とした後も不快感を感じることなく走れました。
今はタイプの違う4足を使用環境によって使い分けしています。
そして、最近トレイルランナー、ウルトラランナーの間で話題なのが和紙でできているという“itoitex"
マニラ麻の繊維で糸を撚り、シルク、ナイロン、ポリエステルなどと混紡してソックスに編み上げたもの
和紙というと濡れに弱そうなイメージがありますが、マニラ麻の繊維は濡れると強度を増す特性があり、スカイランニング世界チャンピオンの吉住さんが履いていることもあり、近く試してみたいと思っています。
他にも通気性に優れるという
なども試してみたいと思っています。
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