A5(牧場エイド)を過ぎてからの後半の振り返りです。
牧場横の道を2km弱進むと中央分水嶺トレイルに入ります。
ここからがこの大会のハイライト、ドロドロ、渡渉、深い森で真っ暗なトレイルが現れます。
女神湖へ向かって徐々に標高を下げていく間に、何度か渡渉もあります。
下りでペースを維持して、少しずつ順位を上げることができましたが、基本は心拍数を140台を維持。
この戦術が後の激坂登りで生きました。
女神湖横で一旦舗装路へ出て、前橋トレラン部の私設エイドで休憩
ここで休憩後、右のトレイルへ入るべき所を左の舗装路を進み、危うくミスコースするところでしたが、「トイレですか?」と声をかけていただいたおかげで戻ることができました
その後も下り基調のトレイルが約3km続き、いよいよ大門峠手前の激坂に至ります。
激坂は約1kmで180mほど登るのですが、ロープにつかまらないと無理なほどドロドロ(写真を撮る余裕はありませんでした)。
80Kの選手は変更前コースであれば70K弱で通過するのかと思うと、来年出場したとして登れるか不安になるくらいです。
結局、24分もかかって登り切り、少し下ってA6(最終エイド)に到着です。
ここでは携帯コップでコーラをいただき、ソフトフラスクに水を補給して出発
コース変更で残り10km弱とのことで気合を入れ直しますが、上りはゆっくりといくことに変わりなく、終盤のゲレンデ下りに余力を残す作戦です。
登山道、林道を経由してエコーバレースキー場へ至ります。
ゲレンデ部で後ろから来て抜いていった右側の緑色のレインを着た女性ランナーをペースメーカーにして、傾斜が緩いところは走って追従していきます。
林道で徐々に標高を上げ、最後は往路で通過したゲレンデトップ後のドロドロの登山道を登り返し、ひたすら耐える感じでした。
ここでもスピードゴートのグリップ力に助けられ、件の女性ランナーも交わして、ゲレンデトップへ到着しました。
ラストはゲレンデトップから約4kmのダウンヒルです。
下りはじめてすぐに右内転筋が攣りかけて万事休すかと思ったものの、一旦停止してストレッチしたら落ち着いたので、ペースを6分台から5分台へ、ラストは4分台まで上げ、30人ほどは抜き去ることができました。
MAXスピードは4分13秒と終盤までセーブしてきた力を爆発させることができ大満足
ゴール順位はもう少しで200位というところで、往路のゲレンデトップでは300位ほどであったとおもうので、100人近くは抜いたことになります。
もしも晴れていたらもっと序盤に攻めて、最後にペースダウンしたかもしれないので、恵の雨であったと思います。
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