大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

栃の実

2015-09-08 09:26:36 | Weblog
先日 わずかな晴れの隙に 散歩に行った。 植えられた街路樹の中に栃の木が有り
見ると もう実がはじけて落ちていた。  都会では無いが 住宅地のコンクリート
で固められた、遊歩道の中に 栃の木は有り、余り元気が無い様だが、それでも 何とか
実を付けていた。

この茶色の皮の中に 黒々とした実が分かれて詰まっている。 この実をつぶして
栃の実煎餅を作ったりするそうだが、アクが強くて処理が大変だと聞いた。 田舎出身
の私だが、身近に栃の木は無かった。  拾うと珍しいので持ち帰るが 虫が食っていたり
して、 次第に水分が抜けてしなびてくる。  みすぼらしい姿になると秋は終わりだと
思い、その実は捨ててしまう。 

この実は 熊やイノシシや山の生き物の食糧になるらしい。 都会の有っても良いが
もっと山に多く育つ様だと良いだろうが。  毎年こんな事している内に秋が過ぎて
行く事になるんだが、今年はまだ 秋の空も見て無い。  早く秋よ来い!
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カボチャの置物

2015-09-08 08:57:25 | Weblog
そう言えばこんな物を骨董市で買ったんだった。 先日靖国神社の骨董市に行った時
普段は買わない 道具以外の物を買っていた。 丁度以前紹介した 薄突き鑿と同じ
業者で買ったはずだ。

多分 文鎮と言うのか 重石と言う事だろう。 下に敷く黒い板はこれの物かどうか
判らないが、業者がこれも付けて安くすると言うので買ったはずだ。

多分古い物では無くて今出来の物だろうと思う。 私はこう言う鉄物が大好きだ。
もっと錆びて あばたの鉄肌の物が本当は良いと思うが、思う様にはならない。
見掛けると 買う事も有るが、 そんなガラクタが我家の玄関を飾っている。
地味な物なので 余り目に付かないと思うが、それで良い。 出かける時時々 それらの
鉄物を 手にとって撫でてやる事もある。 人の手油で 段々黒光すると聞いてたからだ。

このカボチャは胴回りの直径は5センチ弱 高さは4センチ弱と言う小さな物だ。
まあこうして ガラクタは段々増えて行くんだよね。 片付けろと女房からは言われるが
なかなか踏ん切りが付かない。  こうして どこの家にも役に立たない物が増え、最後は
片付け業者が整理して、一部がこういう骨董市に回って来ると言う循環になるかな。

世の中 上手く出来ている。 骨董と言わず古道具を扱う店はもっと増えても良いと
思うのだが。
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