あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

お忙しい中に・・

2013-11-09 16:55:39 | Weblog

私のアパートの玄関です

特に特徴の無い靴箱の上にはワインや鍵、煙草(キャメル両切)と郵便物が置いてある。

郵便の上には日本郵船の絵葉書を上にしてその脇には達筆な万年筆で書かれた味のある

ハガキが置かれている。

電子メールの世の中に万年筆で書かれた達筆なハガキは味がある。

なので飾ってあります。

そのハガキをくれた方と初めて二人でお酒の飲む機会があった。

芸能界に生きるその方はお忙しい中だろうに席を設けてくださいました。

「いつか酒を飲み旅の話しをユックリ話したいね」と話して数年やっとその時がきた。

偉い方なのに決して偉ぶらない姿に人間として魅力を感じていた。

待ち合わせの場所に着くと脇には読売旅行の雑誌があった。

星降る夜汽車ですか

「さっき見掛けてね、待っている間に読もうと思ったんだ」

お忙しいいんじゃないですか?

「それでも強引に時間を作らないとね(笑)」

旅、夜汽車、今までの人生等いろんなお話しをしている最中に何度も電話が入る。

本当にお忙しいのだな、と思っていると突然驚きの顔になったので

何かあったのですか?と尋ねるも

「大丈夫」と朗らかに笑うがその後も何度も入電が続く

「ちょっと失礼」と席を外される。

では私は読売旅行を読ませてもらいますね、と雑誌を借りる。

ブルートレインや寝台特急の特集でした。

戻ってくると

「・・島倉さんが亡くなったんだそうだ・・せっかくの機会に申し訳ないが戻らなくてはならない」

と言いながらも食事が終わるギリギリまで残ってくれた。

本当に優しい人だな

「(島倉千代子さんに)曲を書いていた時期があったんだ・・・」

 

別れ際、ちょっと強引に雑誌をもらってしまいました。

記念になる何かが欲しかったんです(笑)

帰宅後おりしも「あけぼの廃止」のニュースが届きました・・・ 

たかたかし先生、お忙しい中本当にありがとうございました。

私には夢のようなひと時でした。

 

 

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする