『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 頬を優しく撫でて、すり抜けて行く爽やかな風。

2015-08-07 14:08:08 | Weblog

                    
                           015-8-2-「雪の下」今年の「雪の下」は元気がない消えてしまいそうです。

   あなた

 今日は湿度も低く過ごしやすいです。

 こんな日は、お掃除するのも厭でなく、身体も動き、ぜ~んぶおわり。

 この、二・三日は呼吸するのが、ようやくで。哀れな格好…

 あなたが見みたら驚くだろうな?ってこと、チラリ!頭を掠める。

 

 頬を優しく撫でて、すり抜けて行く爽やかな風。

 風鈴の音が弥が上にも、涼しさを増す。

 こんな日はいいなぁ。

 

 「雪ノ下」が消えてしまいそう…で、元気がない。

 「あなた、消えたらごめんね。」

 昨夜の雨で庭の木や花、生き返ったようにゲンキ。

 陽の光に反射して、キラキラ…と嬉しそう。

 自然の恵みに感謝です。

 

 『かすみ立つ 長き春日をこどもらと

       手まりつきつつ きょうもくらしつ』  良寛

 『たらちねの 母がつりたる青蚊帳を

         すがしといねつ たるみたれども』 長塚 節

 30代前半に東京朝日新聞に連載した小説「土」は日本の農民文学を

 確立 した作品といわれる。結核のために37歳の若さで死去。

 若いのに…

 

 とっても気持ちの良い日なので、お菓子を頂き、お茶をあなたに

 あげて、わたしも一服お相伴…。

 「あなた、美味しい?…」