2015-8-13-「シマクサヨシ」=(シマガヤ)
あなた
昨夜來の雨が!降ったり止んだりと、曇り空のまま。
ちょっと、肌寒くもあるが、過ごしやすい。
昨夜は、蒸し暑さがなく、グッスリ寝むれたので、今日は、身体が軽く…
よく動き、幸せな気分。
正直なもので、昨日のわたしは、疲れ果て、哀れな姿、…グッタリ…として。
「精神的なこと」と思います。
「シマガヤ」(シマクサヨシとも、いうようです)終わりに近づいてきました。
スッキリと細身で華やかではない。
ですが、他の花を引き立てる脇役はピッタリ…
そんな、控えめな花です。
花言葉=「辛抱強さ」「不屈」「忍耐」等々
人の眼を引く花ではないけど、どこに置いても邪魔にならない。
そんな「天性」を持っている花。
それなりの、役目を果たして静かに消えていきます…
わたしも、斯くありたい。
今日は古の本と向き合いました。
竹取物語 原文
『今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、
よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、
もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。 』
《今となっては昔のことですが、竹取の翁(おじいさん)という者がいました。
野や山に入って竹を取っては、いろいろな物を作る材料としていました。
竹取の翁の名前はさぬきの造と言いました。
ある日竹を取っていると、その中に根元が光る一本の竹を見つけました。
不思議に思って近寄ってみると、竹筒の中が光っているではありませんか。
竹を割って中を見てみると、三寸ぐらいの人がとてもかわいらしい様子で
座っていました。 》 口語 訳
長い物語ですので、冒頭触りの部分。
あなた
曇っているせいか、早くも日暮れの感じがします。