2015-8-21-「シュウメイギク」咲いてきました。
あなた
爽やかで心地よい初秋の午後です。
楚々とした上品な花を咲かせてくれる「シュウメイギク」。
別名「貴船菊」ともいうそうです。
花言葉=淡い思い・薄れゆく愛・多感・等々。
この花は秋の香りを漂わせながら、疲れた人の心を癒し咲いてくれます。
昨日庭を這い蹲って草毟り…
まだ半分も、終わってないのに身体中、ギシギシ悲鳴をあげています。
起きるのも、ようやく、掃除機は所々…
我ながら情けない。
「あなた草毟り手伝って~…」って思わず叫ぶわたし…
幾つになろうが、わたしに能わった(あたわった)事なら、避けては通れ
ないもね…
まさかこの齢になって、草むしりと言う作業を、しなければ、ならないなんて
努々(ゆめゆめ)思わなかった。
あなたも其方で「仕方ないな」なんて呟きながら見ているんでしょう…
何だか、すっかり冷たい人になっちゃって…
本当に気持ちの良い日、家の中にいるのが勿体ない。
こんな日は、あなたと何処かへ行ってたよね。
それも叶わず。
昼下がり、ボォ~っとしながら、わたしはここ…
『はなさそふ あらしのにはの ゆきならで
ふりゆくものは わがみなりけり』 (入道前太政大臣)
(降っているのは) 嵐が庭に散らしている花吹雪ではなくて、
降っているのは、実は歳をとっていくわが身なのだなぁ…。
齢を重ねる自分を、沁みじみ感じ和歌(うた)にするその気持ち、痛いほど
心の奥底に沁みます。
身体を少し労わります。