『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 心折れそうなとき、可愛い草花が癒してくれます。

2015-08-25 11:37:11 | Weblog

                         
                                      2015-8-24-「エリカ」花友達の家の花です。

    あなた

 今日も目覚めました。掃除・洗濯と朝の仕事はひと通り終わって、あったかい

 お茶をのみ、幸せを感じてます。

 身体を庇いながらの仕事は、些か辛いものもありますが、動けるってことが

 嬉しく、幸せと思うよ。

 

 初秋の朝の空気はピリッと冷たく、身体もきりっと引き締まる… 

 この感覚が好き。

 生きてるって…感じ。

 庭の花木までが元気をもらい、秋の冷たさに感動している様子。

 「エリカ」の花が咲いてます。

 エリカの花言葉=「孤独」「 休息」「幸運」「裏切り」など。

 「ガンコーラン」に、ちょっと似てて。可愛い花。

 

 窓を通して庭を見ていると、過ぎた日の諸々が一気に甦り(よみがえり)、

 それも、妙な事にあなたと一緒の楽しかったことだけが、まざまざと出て

 来ます。 

 わたしは元気。

 身体の動く限り庭を大事にするね。

 心折れそうなとき、草花が癒してくれます。

 ニッコリ笑って、「元気出してネ」って。

 タヌまでが、「カァサン無理しないで」って、とても優しい。

 
 『みよしのの やまのあきかぜ さよふけて 

      ふるさとさむく ころもうつなり』  (参議雅経)

 「吉野の山の秋風に、夜もしだいに更けてきて、都があったこの里では、

 衣をうつ砧(きぬた)の音が寒々と身にしみてくることだ。」


 長い秋の夜に色々な思いが泡沫(うたかた)のように、浮かんでは消え

 消えては浮かんでくるのです…

  

  「今日の日も」大事に生きます。