『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 吹雪の後の庭模様、何とも言えない風情があるでしょう…

2016-03-02 12:47:20 | Weblog

       
                                                 
                                            2016-3-2- 「吹雪の後」

    あなた

 大荒れに荒れた吹雪も、ようやく治まったようです。

 吹雪の後の庭模様、何とも言えない風情があるでしょう…

 雪がうず高く、また山が出来ました。

 嵐の後の穏やかさ、今日は晴れでお陽さんが、庭いっぱいに

 照らし瞳(め)がチカチカと痛い。

 どうあろうと、ご機嫌が治って嬉しいです。

 庭は一変し、「スッポリ」雪を被り、重たげな恰好。

 木の枝にピーズ玉を、あしらった様に光の加減で「キラッキラッ」って

 煌めきそれがすごく綺麗。

 

 今日は、あなたの「月命日」4年・9か月。

 ようやく、「早いね~」って言えるようになりました。

 毎日が長く、何で刻(とき)が進まないのだろう…って

 刻は、止まってしまったんだろうか?など、自分だけの物差しで

 計っていたものです、自分だけの世界で…

 今のわたし、あの頃から思うと”我ながら愛おしい”と思うくらい

 立ち直りました。

 あなたとの、距離感があることも悟りました。

 そりゃ~いつも元気という訳にはいきません。

 あなたの前でブツブツ独り言をいうこともあります。

 哀しくって泪することもあります。

 でも、わたしは「残りの時間」大切に生きようと思います。