2015- 「高山月見草」
あなた
お陽さんは隠れたまま。
どんよりとした日。
「カッタン」の大事な日なので、親も子も落ち着きません。
どう「足掻こう」が我の力及ぶところではない。
ラジオが言っている、そこの所だけが、何故か耳に飛び込んでくる。
じ~っと座っていても、気持ちがアチラコチラへと散乱して、
これでは駄目と、用事を足しにでかける。
それほど寒くはない、ただ道路がグチャグチャで、歩きにくい事
この上ない。
気管がヒイッヒイッ~って悲鳴をあげていたが、外の空気も吸えた
ことだし、思い切って出かけたのは「正解」。
お雛祭りです。
例年ならお雛様を出して飾り、「健やかに育て」と祈りながら、ささやかな
お祝いをします。
が、今年はそうにもならず、夕飯に「散らしずし」でも作り
届けようかな~…って思ってます。
ひな祭り(桃の節句)の由来
かつて平安時代に日本では、
「自分の体を草木やワラで模した人形を撫でて穢れを移し川に流す」
『流し雛』という行事があり、現在でも地域によっては行われています。
また、雛人形を祀ることで厄除けを祈願するという儀式がありました。
優雅な平安時代の名残りですね。
あなた
落ち着きません。
どうか護ってやってね…