『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

「タヌ」くんお目覚め…雪の中から片目だけが見えて来ました。

2016-03-09 09:11:46 | Weblog

                   
                                            2016-3-9- 「タヌ」のお目覚め

    あなた

 「タヌ」のお目覚め。

 あまり煩く起きなさいと言うので、仕方なく起きたよ…って

 言うそんな感じ、でも自力でここまで出て来ました、只今「片目」だけ…

 でも、「タヌ」はやっぱり”えらい”…

 昨日は冬へ戻った様な寒さ、ストーブを背に本を読みました。

 案に違わず昨夜は凍れ雪が落ちていたよう…

 今朝氷の上に雪のあとがみえたよ

 三寒四温と言うのでしょうか…。

 寒さと暖かさの行ったり来たりです。

 今日の庭は、お陽さんがゆっくりと柔らかな光で包んでいます。

 

 『心ざしふかくそめてしをりければ消えあへぬ雪の花と見ゆらむ』

                        「詠み人知らず」

 (通釈)深く心を寄せて折り取ったので、消えきらない雪が美しい花と

 見えるのだろう。  とありました。

 今日か明日かと春を待つ気持ちは、幾百年昔も現代(いま)も変わらない

 のでしょうね…

 古人(いにしえびと)が、近くの人に感じます。