3日は爺の命日でした。
独りで墓に行くと、二人の姪や一番下の義弟夫婦のメモがあり、
ビール缶が4本も並んでいた。さすがに呑兵衛の墓だわとクスッ。
夕方、爺の叔母と電話で話した。96歳ながら、脚は悪いけど元気、
元気。
「〇ちゃん(爺のこと)はね、貴女のことが好きで、好きでたまらん
かったのよ。宮崎弁で話すのが可愛いいと言って、他の男性と
話しているのを見ると、気にしてねえ。」
へええ、初めて知った。青春だったんだなあ。
「でもね、貴女は飲む人の居ない環境で育ったから、酒飲みの
扱い方を知らなかったからねえ・・・・・」
叔母ちゃん、ちゃーんと察してたんだなあ。ほんとにそれは
どうしてもうまくやれず、ずーっと辛くて、ずーっと嫌だった。
それがなければ、また違った50年の結婚生活だっただろう。
なんて、もう考えても遅い。
独りの寂しい、寂しい爺の命日でした。