よろずの記 and 爺へ               

人生、残り少なめの日々の出来事や思いの綴りです。
やはり、ツーカーと話せるのは爺でした。  

母恋し

2009年05月27日 21時37分10秒 | 人生、家族

今日は、ある会合で昔の職場の先輩に会えました。

私が入社した時に、主任としてきびきびと仕事しておられた方です。今はちょっと腰が曲がって、90歳に近いけど、笑顔は昔のままで話しかけらレました。

「あなたのお母さんに帯を縫ってもらったことがあったわ。生地を買ったままでどうしようと思っていたら、お母さんに話してみると言ってもらって、お願いできたのよ。                                           お母さんはお元気ですか?」

うわあ~、母の話がでてきて、なんとうれしいことでしょう。                                   そのことは全く覚えていないけど、母は和裁をしていたから間違いない。

「30年前に亡くなりました。」                                                    と答えて、ちょっとホロリの私。

いくつになっても恋しいなあ~。かあちゃ~ん!


のり爺のしいたけ作りー最終

2009年05月14日 01時19分10秒 | 人生、家族

 のり爺は昨日も、今日も山に出かけました。

 また、ホームセンターで水栓やホースを買って来て、

「今度はスプリンクラーみたいに水が飛ぶぞ~」と言っていました。

今の時期は、しいたけはあまり出ません。山に行く毎に原木を順番に水に浸けることを繰り返しているようです。

  

 山から帰ってきたら、お風呂の準備ができているかどうかも確かめないで、洋服を脱ぎ始めます。

私だって、用意できない時だってあるのに、温泉とでも思ってるのかしら?今度は水を入れておこうか。そしたらザブッと水をかぶって

「ひゃあ、水じゃねえか!」と言うかも。ヒヒヒヒヒ(^_^.)


友達のご主人は掃除と洗濯の担当だそうです。羨ましいです。

病気がちのご主人を持っている友達からは

「健康ならいいじゃない」と叱られました。確かに、そう、不平を言っている自分が恥ずかしくなります。

でも、夫婦の間であまりに違いがあれば、また不満に思ってくるでしょう。


 そんなことを思いながら、気持ちのおさまらないのり婆は、叔母に手紙を出しました。

のり爺の叔母ですが、のり婆は心の頼りにしています。


以下、返事の抜粋です

『一かバチか、貴女の心を言うことです。全部話さなければ相手はわかりません。

でも、椎茸も増やせば自分も仕事が増え、金もかかり、老いゆけば重荷になるのにネー。

腹を立ててばかりいるとギスギスした女になるものです。人生は、夫婦生活は短いものです。口先だけでも優しく、またあきらめて、面白く生活していかなければ損ですよ。今さら違った人生は送れないんですものネ。

この世の中は男と女だけ。まあ次に「この人で良かった。」という波が来るのを待ちましょうよ。

人生、思いがけないことがあるものです。なにかの時に頼れるのは主人だけですよ。』

以上。


う~ん、やはり今は折れるしかないか・・・・・・。


先日はうるさい音に目が覚めたら、のり爺が味噌汁を作っていました。沢山の野菜を使っておいしくできていました。

これから先、しいたけがどうなるか、爺婆の身体がどうなるか判りません。秋になって、しいたけの収穫が増えた時、のり婆は平常心でいられるかどうかも、自信はありません。

でも 「チラシ、やはり作ったほうがいいかな?」裏の心と会話しながら、今も、のり婆の心は右に、左に揺れ動いています。

                                                   おわり


見てるだけ

2009年05月03日 11時17分12秒 | 日記・エッセイ・コラム

  給付金で畳表の裏返しをしました。給付金がなければ考えなかったので、経済回復の目的にかなっているわと、我ながら名案?。
さて、電話帳のハローページで探した畳屋さんのキャッチフレーズ『奥様は見てるだけ』に惹かれて電話しました。

 約束の時間に掃除機を手にした二人の男性が現れて
「今はキャンペーン中だから10%割引です。高熱処理をしなければ15%引きです。畳の縁はどれにしましょう?」
経費と所要時間をてきぱきと話してくれます。やった!高熱処理をしても給付金内でまかなえます。

 畳を上げる前に位置を慎重に確認して、畳を運び出し、掃除機でその後を掃除してもらえました。

 2時間半後、熱処理されてまだ冷めきらないホヤホヤの畳が戻ってきました。でこぼこにならないように何やら薄い紙みたいなものを下に入れながら、敷き込み終了。

 まさに、『奥様は見てるだけ』できれいになった6畳間。
念のため、ちょっと拭く事だけはしましたけど、まあ、何年ぶりかしら、いい気持です。


フラフープ、またその後

2009年05月02日 21時29分14秒 | スポーツ

Hoop_002  2月にフラフープをやってみたけど、うまく回りませんでした。

 再度、前のような玩具ではなく、スポーツ店のなら大丈夫だろうと、近く来る孫にも使えるように、ジュニア用を買いました。

 孫達は、さっそく見つけて遊び始め、6才の孫娘はすぐ上手になり、8歳の孫息子も私よりはましです。
私はいくらやっても落ちる、落ちる、落ちる。とうとうあきらめです。
孫娘が「ひゃー、いつまで回せばいいのお~♪」と言いながら回し続けている様子がくやしい~。

 孫達が帰って考えました。やはり軽い。途中でふわーっとなって落ちてしまう。こうなったら、大人用で試そう。スポーツ店に行って、ひとつだけ残っていた赤い大人用を、恥ずかしかったけど、買いました。手に持つと、重さに手ごたえがあります。
ちょうどサービスデーで10%オフ、更に会員カードで5%オフ。ついてるぞ!どうか回りますように。

 帰って何よりも先に回してみました。ワオ~、回る、まわる!ぐいぐいと力強く回ります。落ちそうになったら動きを早くすれば復活します。
そのうち、100回も、200回も回る、回る。輪の動きが大きいです。ひゅひゅうと体の周りを大きく回ります。

 ジュニア用は、孫のようにきゃしゃな細い腰なら、フープの遊びが大きく、遠心力も充分働いています。しかし、私のメタボ予備軍のトドのような腰周りではフープが遊びに行く余裕がなく落ちるしかなかったのでしょう。
自分にはよく見えないけど、不釣合いなフラフープで必死に回そうとしていた自分が滑稽に思えて、笑ってしまいます。

 2月からのもやもやが晴れて、今日はすっきり気分です。今度孫がきたら競争をしよう。勝ってやるぞ~!